村上宗隆はご飯をホームランにする

4時起き。外は明るくなりはじめていた。
4時15分に家を出る。旧江戸川へ。雷公園前のポイントでシーバス釣り朝練する。先客アングラーが二人いた。

ワンドの北側に陣取る。
工事中フェンスが、さらに北の方へ移動してきており、ワンドの南側には行けなかった。

ハードコアミノーという文字が印刷されている、なんというルアーなのかわからないミノーを最初に投げた。たぶん2016年の夏に暇つぶしでシーバス釣りをした時に買ったものだと思う。

何度か投げ、ジャークやダートをしてみたが、今ひとつ使い道がわからなかったので、ルアーを交換する。潮は2時過ぎに満潮で、4時台は下げ始めていたが、見た目は流れがまだできていなかった。

富山で買ってきたクワセ小魚を投げた。飛距離は普通。引いていると振動が若干伝わってきたが、岸に寄ってきた時の様子を見ると派手に震えているようには見えなかった。そう見えてしまったら逆に震えすぎなのかもしれないが。

次に、ライキリ、アイアンマスター、VJ-16の順に投げた。流れは徐々に下げてきた。時折ボイルがあり、イナッコジャンプもあったが、アタリはなかった。VJ-16を引いている時、糸ふけを作りながらダートをする感覚をなんとなしにつかめたように思った。次はそれでK太やスーサンを引いてみようと思った。今日は持ってきていなかったのだ。

6時帰宅。シャワーを浴び、使用したルアーを洗った。

朝飯に、鮭、山芋、大根おろし。

8時までちょっとだけ時間があったので、AKIRAセーターを4段編んだ。

8時半過ぎに現場へ。

『存在と時間』6巻読む。
世人のうちに頽落している現存在に、良心は呼びかけて、本来のところへ引き戻す。その呼びかけは沈黙によってなされる。呼びかけているのもまた現存在である。
…自分で書いていて、なにをわけのわからんことをぬかしてやがる、と思ったが、これでも随分わかるようになってきたのだ。
いや、わかるような気になることに慣れてきたということかもしれない。それって悲しいことだ。営業スマイルに慣れた受付嬢? 笑顔の目だけ笑っていない子役? なにをわけのわからんことをぬかしてやがる。

交流戦でヤクルトが二試合連続サヨナラ勝ちをした。チームがうまく回ってるなあと思う。初戦の村上のホームランはすごかった。村上が打つと祝祭感が際立つ。
村上の顔を初めて見た時、ご飯たくさん食いそうな子だな、と思った。実際大食いらしく、ステーキを食った後、シメにラーメンいくらしい。

実にいいじゃないか。22歳。うん。まだそれでいい。25歳まではそれでいい。

「じっちゃん、テレビでヤクルトの試合やっとる。今、村上選手が打つとこだあ。去年うちで獲れた米、俵でたくさん、ヤクルト球団に送ったべ。見えっか? よし村上行けー! 打った! 行ったか? 行ったー! じっちゃん、村上選手、サヨナラホームラン打ったぞ! じっちゃんの作った米が、ホームランになったぞ! よかったなあじっちゃん。…(チーン)…ナマンダブ、ナマンダブ…」

収穫した穀物をお供えすると、何らかの印が現れるというムーブは、つまり、お祭りである。
村上は、祀られる側の属性を持った『お祭り男』と言えるのではないか?

午前中、スクレイピングツールの仕上げをする。

昼、『騏乃嵐』へ。モツ煮、ミックスフライ、生姜焼きなどが売り切れていた。
肉豆腐定食食べる。

午後、やることがなくなる。

スクレイピングツールのテストを遠隔さんがやってくれた。無事動いたが、最後にエラーメッセージが出てしまった。自席に戻って分析すると、IEオブジェクトの属性からウィンドウハンドルを得るところでエラーになっていた。もうIEオブジェクトは使わなくしたので、そらそうよ、と思った。

コードを修正し、別ルートでウィンドウハンドルを受け取れるように変更したが、遠隔さんはすでに別件で忙しくなっていた。テストは延長。

6時半帰宅。

西武中日戦をラジコで聞いた。今日はさすがに勝てるんじゃないかなという予感があったが、ビシエドのヒットから連打で3点、1点返された後また1点を入れ、その後も2点を追加し、3対6で中日が勝利した。
山田久志さんの解説がとてもわかりやすく、優しさと厳しさ両面のバランスも整っていて、大変勉強になった。大島を1番に置く重要性を聞き、個人個人が良くなったり、主力選手が戻ってきたからといって、チームが強くなるわけではないんだなあと思った。

課題曲の練習をした。間違いやすい部分を見つけてそこを繰り返した。さすがに大分慣れてきた。でもまだ不安定。心も入っていない。

12時半就寝。