『エルサレムのアイヒマン』読了

7時起き。

朝飯に、ご飯、銀鱈、ひじき煮。

8時に実家を出る。

『エルサレムのアイヒマン』読了。出てくる人名の多さと、その人々に関する知識のなさが、読むスピードを遅らせた。哲学書ではなく、裁判のルポルタージュであるが、半世紀以上経った現在この本を読むことは、歴史的二次資料のひとつとしてではなく、やはり哲学書に近いニュアンスで受け入れることに、意味があるような気がする。そこまで構えなくても、本書は何を問いとしたのか、くらいの構え方は必要だろう。

エピローグの終わりに、アイヒマンの罪は何であったのか、判事が言い渡す台詞が書かれていた。架空の台詞だが、それが、本書の副題「悪の陳腐さについての報告」の、結びの文章になっているような気がした。

午前中、木曜ツールの依頼修正作業をする。え? と思うような改修依頼もあるが、言われたままにやる。

昼、『夢の樹』で生姜焼き定食。

午後、案の定、改修訂正依頼がきた。

作業をしていると、てょ氏から、追加改修依頼は打ち止めとのメッセージが、グループに流れた。

夕方、中野駅を出ると小雨が降っていた。降り方が弱かったので自転車で帰った。

夜、確定申告の書類を作成する。なぜか、税務署は明日開いていると思い込んでいたが、開いているのは明後日だった。

『湯けむりスナイパー』を適当に読み返す。原作者が狩撫麻礼だったことを今さら知った。昔、スピリッツでやっていた『天使派リョウ』を思い出す。ああ、そういえば、決め方のリズムが似てるわ。