水耕トマト栽培2023シーズン開幕

朝、ピラフと卵スープ。

水耕栽培の容器を加工する。
75リットルゴミ箱の蓋に、電動ドリルで穴をあけた。空けたのは、苗をセットする穴と、エアーポンプのチューブを通す穴。案外簡単に加工できた。

容器を外に置き、バケツで水を入れた。わかってはいたけど、満タンにするためには洗面所と外を8往復しなくてはならなかった。
バケツは10リットル入るものだったが、75リットルより5リットル多い、80リットルで、水はゴミ箱の縁近くまで上がってきた。予備タンクが20リットルだから、トータル100リットルだ。これだけあれば、どんなにトマトが成長しまくっても、水追加なしで5日はもつだろう。

エアーポンプにつなげるブクブク泡を出す石は、昨年同様3つにした。中敷き網みたいなキッチン器具に石を結びつけて、ゴミ箱の底に沈め、エアーポンプのスイッチを入れた。無事、ブクブク音が聞こえてきた。

苗をセットする穴は、蓋の中央に、直径3センチほどのサイズで作った。しかし、そのまま苗をセットしても、育ってくると自重で容器の中に潜っていってしまうため、落ちて行かないよう、穴の下に針金を通して、十字型の苗受けを作っておいた。
苗を穴に乗せたが、茎がまだ細いため、倒れてしまった。これは仕方ない。長細く切ったスポンジで茎の周りをくるみ、穴に設置した。成長してきたら、スポンジはいらなくなるだろう。

自動給水システムのために、蓋に給水弁を取り付ける穴をあけた。電動ドリルで数ヶ所穴をあけ、カッターで切り取った。給水弁を蓋の下に取り付け、ホースと接続する口の部分を穴から出し、外側からホースの接続器具で口と接続すると、蓋を外と中から挟むようにして給水弁を設置できた。ぐらつかずに給水弁を水中に浸すことができるようになったので、昨年より動作が安定するだろう。給水タンクに、実験のためバケツ半分ほど水を入れてみた。水は、少しだけ容器に流れ出していったが、途中で弁が作動し、流出は止まった。

あとは、連休後に毎日、脇芽誘導を丁寧にやっていけば、6月になる頃には、苗は育ちまくり、髪型に例えると、『氷の世界』時代の井上陽水みたいなアフロヘアーになっているだろう。

午後、快晴と思っていたら、急に雨が降ったりなど、天気は不安定だった。

夕方、ドラッグストアへ買い物に行く。レジに長蛇の列ができていた。原因は、レジ打ち要員のスキル不足ではないかと思った。一人、年配の男性がついていたのだが、明らかに慣れておらず、他の二人もベテランとは言いがたい要員だった。オレが買い物をするようになってから7年経つが、今日ほど並んだことはなかった。どちらかというと、レジで待たせない店だったのだ。

コスメ関連のレジ店員さんが、見かねてそっちのレジを案内してくれた。遅いレジおじさん、大丈夫だろうかと心配になった。
しかし、かつてその店にいた、キリッとした学生さん店員だって、最初のうちは覚束なかったのだ。やめられる頃には特A級の、プリンセス店員さんになっていた。彼女がいた頃だったら、決して今日のような行列はできていなかったろう。

だがおじさん、つまり、慣れだ慣れ。だから頑張れ。

夜、カティーサークをコーラで割って飲みつつ、シーバス釣りの動画を見て、マイクロベイトの予習をした。