夜中の2時起き。
外は結構寒いようだったので、冬用釣り上着を着て外に出る。
旧江戸側の河口に向かっている時、自転車のライトがついていないことに気がついた。電池切れだった。
ローソンに入り、単三電池を探した。8本パックでしか売られていなかった。いるのは2本。
ファミマに移動した。電池は売られていなかった。たしか、レジに直接言わないといけないシステムだったか? 昨年の夏、ファミマで単4電池を買った時、レジの人に「電池ないんですか?」と聞いたら、レジの棚から出してくれたことがあった。ファミマ全体がそうなのかわからないが。
釣り用のヘッドライトがあったので、それを装着してライトをつけ、自転車を漕いだ。
河口エリア上限の、現在工事で進入禁止になっている区画の最南端で釣りを始めた。そこは岸がゴロタ石ではなく柵と岸壁になっている。
満潮時刻は午前3時46分で、まだ1時間以上あったが、流れは一応下げていた。
風はなく、水面も穏やかだったので、ラザミン、キャロット、ノガレなどを投げた。時折ボイルがあった。ボラジャンプもあった。
河口に向かってランガンする。ゴロタ石ゾーンは足場が悪く、木と木の間も狭かったので敬遠した。そのあたりはあまりボイルは見られなかった。
H岩ゾーンは、明らかにベイトの気配があった。引き続き、ラザミンやキャロットを中心に投げるが、バイトなし。
舞浜大橋北のシャローゾーンに到達したあたりで4時を過ぎた。東の空はまだ暗かった。釣り始めた場所に向かって逆方向にランガンしていくことにした。元の場所に着いた頃、すっかり日は昇っているだろう。
流れははっきりと下げ始めていた。H岩に戻ってきたあたりで明るくなってきたので、ルアーをバクリースピンに替えてみた。バイトなし。
H岩をランガンしながら通り過ぎたあたりで、周囲はすっかり明るくなった。ここから先は、バクリースピンとバイブレーションを中心に投げていくことにした。
H岩北側のゴロタゾーンは、流れがはっきりと効いていたので、ルアーを、岸の5メートルほど沖に着水するように、アップに投げた。あまり岸に近すぎると、ゴロタ石に引っかかる。しかし、なるべく寄せて引きたかった。
ゴン、と、ルアーが引っかかったような感触があった。根掛かりかと思ってロッドを上にしゃくった。しかし、根掛かりではなく魚がかかっていた。
ドラグ調整をしつつ、リールを巻いた。水面に現れた時にロッドを寝かせ、エラ洗いをさせないようにした。そのため、シーバスかどうか確認できなかった。
魚は水中に潜った。ドラグを調整し、強く引かれるとラインが出ていく塩梅にし、ドラグの音鳴きが止まったら巻くようにした。ラインをけっこう巻き取ったのに、魚はなかなか姿を現さなかった。チヌかな? と思った。
背負っていたネットを左手で外し、右手でロッドを持ち、ラインテンションをキープさせ続けた。左手でネットの折りたたみを解除してから、ネットを左の脇に挟み、リールの巻き取りを再開した。
魚が上がってきた。シーバスだった。川の流れは左から右に向かっていたので、ネットを左手に持ち、ポールを伸ばした。ゴロタ石ゾーンでのネット取り込みは初めてだったが、岸が斜めになっているのでやりやすそうだった。
右手でロッドを操作し、魚を沈めたネットの上に誘導する。シーバスの頭がネットの内側に入ったのを確認してから、左手でネットを少しだけ持ち上げた。右脇にロッドを挟み、伸ばしたネットのポールを1段ずつ縮めた。
45センチのシーバスだった。ルアーはバクリースピン。丸のみして、フックが口蓋の上に引っかかっていた。
その後もランガンを続けた。バクリースピンを中心に、ミニエントや、昨日買ったレンジバイブ55を投げたが、その後、バイトを得ることはなかった。
6時納竿。
バクリースピンで釣れたということは、やはり、今の時期のシーバスは、マイクロベイトを追っているのだろうと思った。しかし、今日は狙って釣ったのではなく、ランガンしていたためたまたま岸に潜んでいたシーバスにぶち当たったということだろう。
それでも、今月もシーバスを釣れたことが嬉しい。
朝飯に、ご飯、タラ、納豆。
11時まで寝る。
起きて、『宝亭』へ昼飯を食べに行くと、休みだった。代わりに、新田の『萬来軒』に行ってみたが、そこも休みだった。
外食は諦め、先に、デイゲーム用のルアーを物色しに『タックルベリー』へ。マリブ68と、マービーを買った。
『ベルクス』で、昼食用のメンチカツ、コロッケ、夕食用の刺身、ぶり切り身を買った。
12時半過ぎ帰宅。食パンを焼き、メンチカツ、コロッケと一緒に食べた。
ぶりの照り焼きを作る。塩を振って洗い、水気を切ってフライパンで焼き、割り下を投入し、煮からめた。
3時過ぎ、中土手へシーバス釣りに行く。
外は曇っていて、けっごう寒かった。
自転車で船堀橋まで移動し、荒川で釣りをしてみた。明暗があり、川は水深があるポイントらしかった。満潮時刻は午後3時56分だった。流れは、まだ上げがかすかに効いている感じだった。
そのポイントは、様子見だけのために来たので、バクリースピンを少々投げるだけで切り上げ、葛西橋方面に戻った。
バチ抜け時によく陣取ったポイントに自転車を止め、ランガンすることにした。
投げるルアーは、バクリースピンと、バイブレーション類と、ローリングベイトと、X-80。
基本的に、移動する方向にキャストし、斜めに引いてくるということを繰り返した。途中、流れがあまり効いていないと思ったので、X-80を投げてジャーキングしながらランガンした。昨年の秋シーズンはジャーキングの釣りばかりした。運良く、4ヒット3ゲットできたが、あれはやはり、魚の活性が高く、ベイトサイズが大きかったから釣れたのだろう。今の時期、ジャーキングはまだ早いだろう。しかし、もしかすると、そういう魚のみを狙う巨大シーバスがいるかもしれないと思い、折り返しポイントまでジャーキングを続けた。
折り返しポイントから、自転車を置いたところまでは、基本的にバクリースピンやバイブレーションのただ巻きをしながらランガンした。流れははっきりと下げていた。
自転車を置いてあるところまで、一度のバイトも得られなかった。小さい魚が跳ねるのを一度だけ見たが、下げが始まると流れはすぐに速くなり、これではマイクロベイトが居つくのは難しそうだと思った。そういう意味ではバチ抜けに似ている。
6時前納竿。
夕食に、かつおのタタキ、まぐろ刺身、ぶりの照り焼きを食べた。
釣り続きでさすがに疲れていた。
10時過ぎ就寝。