7時起き。朝飯に、ご飯、めざし、ほうれん草の胡麻和え、納豆。
8時過ぎ、旧江戸川河口へシーバス釣りに行く。朝7時29分が満潮時刻だったので、そこからの下げを狙った。
左近川の水門近くから下流に向かってランガンする。柵のあるゾーンには、ヘチ釣りでクロダイを狙う釣り人が場所取りをしていた。
柵ゾーンで、鬼丸を全方向に投げてから、下流に向かってランガンする。
送電線の下、見明川向かい、H岩の上流部と移動した。ルアーは、鬼丸とパクリースピンを交互に使った。岸際を引きたかったが、あまり近くを引くとたちまち根がかりするので、位置によってリトリーブ速度を上げてルアーが底を擦らないようにした。
一度も当たりはなかった。
H岩北ゾーンで鬼丸を投げていると、水位が低くなっていることを実感した。時刻は10時半頃になっていた。午後3時頃まで潮は引き続けるはずだったが、そのあたりの流れは上げていた。流心の下げの流れが渦になり、岸の方では逆方向への流れになっているのかなと思った。
岸から2メートルほど離れた水面に魚が泳いでいた。体の位置がひっくり返っていた。釣られて、リリースされた後、蘇生時間をあまりとってもらえず、そのまま流されているのかと思った。
ゴロタ石の下までおり、ロッドの先を使って魚体を反転させてみた。魚はチヌだった。ロッドの存在に驚いたのか、体を反転されると、底に向かって泳ぎ去っていった。
その場所から、沖のかけ上がりに向かって斜めに鬼丸を投げてみたが、反応はなかった。そのまま、自転車を置いている場所に向かってランガンしようとした。すると、先ほど体を元に戻してあげたチヌが、またひっくり返って、岸に漂ってきた。
かなり弱ってしまっているのたなと思ったが、もう一度ロッドの先を使ってひっくり返そうとした。今度は、ロッドが振れる前に、魚の方で何か変な物体が近づいてくることに驚いて、勝手に体の位置を戻して、沖に泳いでいった。さっき助けた時よりもしっかりした泳ぎ方に見えた。
念のため、10分ほどそのあたりでルアーを投げながら、そのチヌがまた浮かんでこないか確認した。大丈夫そうだったので、見明川向かいに移動した。
途中、これから釣りを始めるおっさんに「どうですか？」と声をかけられた。「ダメッスね。でも今、ひっくり返ったチヌが泳いでたんで、蘇生して逃がしましたよ」
おっさんは、そのことについては何も言わず、ニコニコしながら、上流の柵ゾーンには6人くらいのべ竿の釣り人がいると言っていた。ルアーマンと餌釣り師の棲み分けが、柵の有無によって成されているのだろうか？ そういえば、左近川水門から北側の工事が始まる前は、東西線鉄橋南から河口までずっと歩いてこられた。水門の北にも柵ゾーンがあり、エサ釣りの人が置き竿をしていたことを、うっすらと覚えている。まだ全然釣れていなかった頃だ。今なら、現在工事中のゾーンで、どのような釣りをしただろう。
見明川向かい、送電線下、水門近くの柵で、それぞれルアーを投げたが、まったく反応はなかった。11時を過ぎていた。潮位はこれから4時間かけてさらに下がるはずだった。その潮位でポイントがどうなるか、一度見てみたいものだが、今日は予定時間を過ぎたので納竿した。
11時半帰宅。
『宝亭』で、ワンタン麺大盛りを食べる。700円。
実家に戻り、『その裁きは死』を読む。
3時、母がスポーツクラブから帰って来た。雑談し、メロンを食べる。
5時に実家を出る。
昔の『たまむすび』を聴きながら帰宅。
ザワークラウトとらっきょう漬けの様子を見た。どちらも、順調に発酵が始まっているようだった。
夕食に、チョリソーとザワークラウト食べる。ザワークラウトは瓶詰めのやつ。
はじめて瓶詰めのザワークラウトを食べた時、これでいいじゃん、と思ったのを覚えている。2013年の暮れだった。たしか、自分が出た舞台を見に来てくれたお客さんに、差し入れとしてもらったのだ。その年、オレはしょっちゅうザワークラウトを作っており、そのことを、このへっぽこ日記に書いていたため、それを読んで、選んでくれたらしい。
皮肉なことに、その瓶詰めザワークラウトを食べたために、その後10年もザワークラウトを作ってこなかった。面倒だから、というより、ちょうどその頃、使っていた漬物容器のバネが壊れ、キャベツを継続的に押せなくなっていたこともある。
しかし、手作りザワークラウトの方がやっぱり美味しいのだ。10年前は、漬け込んで9日目くらいから食べ始めていたが、いつもすぐに全部食べてしまっていた。あるとき、たまたま、漬け込んで3週間後くらいまで残っていることがあったが、その時に食べたのが、一番美味しかったように記憶している。
色々思い出してきた。漬け込んだ液汁が透明になってきたら、食べてもいいと判断していたっけ。そのタイミングで冷蔵庫にしまっていた。
昔はよく作っていたけど、最近全然作っていないものに、フルーツケーキがある。あれも一時期は週一ペースで作っていた。洋酒に漬けたドライフルーツが入ったケーキが昔から好きだったので、自分で作ると、非常に気分がアガった。すると、コーヒー豆にも気を使いたくなり、専門店でマメを買ってきて、手動のミルでゴリゴリ挽いた。パートナーとのおやつ時間が豊かになった。
夜、『酒のほそ道』読む。かつてはネット上で、ムカつくグルメ漫画の代表格みたいに扱われていたが、飲みながら読むと、けっこうハマる。
12時就寝。