釣りについて捨て鉢な気分になった

朝、8時起き。母は伯父の一回忌のため出かけていた。

朝飯に、ご飯、納豆、鮭フレーク、味噌汁。

9時半から作業。先日、実家のインターネット回線のIPv6サービスを申し込んだ。昨年開通した時、していなかったのだ。仕事で使うPCはIPv6の接続ができないように設定してあったが、どういうわけかリモート環境の動作速度は軽快になっていた。

昼、古着屋へ行きワイシャツを購入。Y’S martで夕食の材料を購入。

午後、明日現場でやる仕事の準備をする。現場でやった方がいい作業は残す。

夕方、ランニング。清砂大橋を渡り、荒川河口まで往復する。7キロちょっと。後半、キロ5分10秒までペースを上げることができた。期せずしてビルドアップ走のようになった。

夜、麻婆豆腐、焼き茄子食べる。

荒川河口へシーバス釣りに行く。夜にそこへ釣りに行くのは初めてだった。

橋から南へ。送電線の下あたりに陣取る。潮は下げ始めていた。6時過ぎが満潮時刻だったので、8時くらいからが時合いになるかな、と思っていた。

ベイトの気配はなかった。

初めに、クー190Fを投げた。持っているルアーの中で一番大きい。買ったのは一昨年の今頃。ネットの記事を鵜呑みにし、今の季節は大きいルアーがいいんだと思い込み、Amazonか何かで買った。

今日はドリフトを徹底的にするつもりだった。アップになげて漂わせる時、クー190Fくらい大きいとアピール力が強いのではないかと思った。

しかし、反応はなかった。続けてコモモ125やアサシン129を投げても反応なし。トライデント115、スタッガリングスイマーなど、シンペンに移行しても反応はなかった。

8時を過ぎ、下げの流れが効いてきたが、ポイルは見られなかった。ベイトの群れらしい波紋が見えることもあったが、シーバスのボイルはなかった。

9時半過ぎまで粘るが、いちバイトも得られず納竿した。

10時帰宅。

釣れないことが当たり前になりつつある。9月の残暑が厳しかったため、今年の秋シーズンは今月始まったばかりだと言える。つまり、今年の秋シーズンは期間が短いということになる。

シーズンなので、旧江戸も荒川も混んでいる。当然、場荒れしており、シーバスはスレているはずだ。そんな中で釣るために、昨年はジャーキングの釣りばかりしていた。昼、潮があまり動かない日に中川へ出かけ、ミノーをジャーキングしながらランガンしたら釣れた。

今年は、どうすればいいのか途方に暮れている。昨年ジャーキングで釣れたのは、投げたら即移動という釣り方をしていたためだった。ポイント選びやルアー選びなんてない。機械的に釣っていただけだ。

今は、ドリフトで釣りたいと思っている。そして、場荒れさせないような釣りがしたい。しかし、たぶんどちらもうまくいってないのだ。

ベイトの有無を判別する目も養われていない。イナッコやボラが跳ねた時に「いる」とつぶやくだけだ。そしてボラジャンプがある時は釣れない。

釣りに行っても閉塞感を感じる。未来が見えない。もちろん、ちっとも面白くない。むしろ苦痛だ。今日も釣りに行かないといけないのかと思うと、イヤでイヤでしかたない。

なのに行く。だからこそ、行く価値がある。たぶん、次にシーバスをルアーにかけても、無事、バラすだろう。今年中に釣れることはないだろう。来年のバチ抜けきに、運悪く釣れることがあるかもしれない。が、そうやって釣りを続けるうちに、魚にルアーを食わさない技術はどんどん磨かれていき、活性が高い回遊シーバスが河口に入り込んで来た時でさえ、パーフェクトゲームを達成するだろう。シーバスがかかることをヒットにたとえてのパーフェクトゲームを。