ATTACK FROM LIVEHOUSE2

8時起き。朝飯に、ご飯、鮭、納豆、梅干し、茄子のぬか漬け、大根味噌汁。

9時半から作業。遅れている棚さん作業をする。エクセルフォームに読み込み機能の追加。

読み込むのは、このツールで出力したものなのだが、それを読み込んで、入力状態を復活させるのが狙いらしい。しかし、出力時に様々なデータ変換を行っているため、それを元に戻す変換が必要となり、えらく大変だということがわかった。

例えると、155キロ以上の速球を投げるパリーグの投手を、書類出力時に「せっかちさん」という名前で出力したとする。その書類を読み込んでツールに値を戻すとき、せっかちさんがどの投手なのかがわからない。この「せっかちさん」は佐々木朗希なのか別の投手なのかを、色々なところから手がかりを集めて判別しないといけない。

要するに、覆水盆に返らずなのだ。

昼、朝とほぼ同じものを食べた。

午後、覆水を盆に返す作業をしているうちに、別のことを思いついた。ユーザーは、一度出した書類と同じものをまた出力したいから、そういう機能をつけて欲しいと言ってきたのだ。なら、出力する前に、その入力データに名前をつけて保存する仕組みを作ればいいのではないか?

そっちの方が作りやすいし、使う方としても、いちいち依頼書を読まなくてもいいから便利なはずだ。

夕方、昨日までやっていたどさん子ツールの報告をする。不具合があったのではなく、使い方が原因だとわかった。しかし、その使い方でもちゃんとできるような改修はせねばならん。そういう意味のメールを、24時間戦えますみたいな方向性の文章にして、クライアントに送った。

6時、作業を終え、瞬時にPCの電源をオフにし、6時半から Zepp Shinjuku で開催されるライブイベント『ATTACK FROM LIVEHOUSE2』に向かった。

自転車で新高円寺へ。6時7分過ぎくらいの丸ノ内線に乗り新宿へ。歌舞伎町に出て、なんとか開演時間直前に、Zepp Shinjuku に入った。当然ながらフロアは満員だった。入口に入ってすぐの、一番後ろのスペースに陣取り、レモンサワーを一口飲むや否や、打首獄門同好会のステージが始まった。

会長のトークや、チューニングのお約束コールなど、ライブハウスクラスならではの和みやり取りがあった。昨年12月の、ぴあアリーナMMのステージと比べて、会長の喋りは伸び伸びしていた。昨年は、やっとツアーファイナルを迎えられることに対し、感無量という思いがあったのか、MCで口ごもる時があった。

セットリストは鉄板系で、聞きやすいライブだった。明日香さんのボーカルは声がよく通り聞きやすかった。junko さんがロン毛金髪を振り乱してベースを弾く姿がよく見えた。あの動きは本当にカッコいい。

1時間弱で打首が終わり、人が流れる隙間を縫って、フロア前方に移動する。

次は、八十八ヶ所巡礼のステージだった。ライブ初見。スリーピースでラウドな音を出す、ライブならではのバンドだった。ギターやボーカルがステージを降り、弾いたり歌ったりしながら客席に飛び込んできた。そういうムーブに慣れきっている『手練れ感』がまた良くて、興奮が高まった。

最後に石野卓球。DJなので当然MCなし。今日一番震える低音で、体の表面が細かく波打った。音の流れを上流に向かって泳いでいくような感覚で体を動かしていると、だんだん、自分が視覚なしの存在になってきたように感じ、目をつむりがちになった。ダイビングに似た感覚だった。気持ちよかった。

主催であるLoft新宿店長が挨拶に出てきて、とぼけた挨拶をした後、ステージで記念撮影をして終了。卓球さんが会長と握手していた。いいライブだった。外に出るとき、近くにいた女性客が、元気そうに「さあ!ごはん食べよう!」と言っていた。

『Ruya Kebab』で、ケバブサンドのミックスを買って帰宅。シャワーを浴びてから夕食にそれを食べ、ビールを飲んだ。

1時就寝。