アンと匂いの樹最終日観にいく

だらりと寝て、何時だかわからないが明るいから起きた。朝飯に昨日作ったトマトスープを食べた。

走るか? と思ったが、喉の調子がまた下り始めていたし、ここで風邪をひいてもつまらないので家にいた。

朝、通販サイトQoo10からメールが来ていた。11月30日に買い物をした人のクレジットカード情報が漏洩した可能性があるという。だからその時間に買った人はクレジットカードの利用停止手続きをしてくれ云々。

マジかよ、また再発行しなきゃいけないのかよ、と思いつつ、カード会社に電話をした。事情を説明すると、お客様によってはカードの使用明細に気をつけて様子を見る人もいます、だと。

たしかに、スマホによる本人認証が当たり前になった昨今、カード番号を知ったくらいで他人がそのカードを利用できるケースは少なくなっている。

「じゃ、とりあえずそうしてみます」

そう答え、電話を切ったものの、もし悪意のある他者にオレのカードが利用されたとしても、カード会社が補償してくれるのかが気になった。「お気の毒ですが、利用停止手続きをされていらっしゃらない場合は…」とか言われて、オレが支払うことになったらどうしよう。

こういう時は、過去の経験からいって、人を信じない方がいい。

オレが信じるのはマネーと猫と柴犬だけだ。

自分にそう言い聞かせ、再び電話をした。先ほどはスマホを使ったが、10分ちょっとで400円も通話料がかかるので、何年ぶりかで自宅の電話を使った。

今度は女性が出た。事情をダイジェスト版で説明し、カードの利用停止と再発行手続きをした。

次のカードが届くまで2週間ほどかかる。これは、一昨年財布を落とした時に経験済みだ。

ここで、最近気になっていたことを思い出した。PayPayのカード払いだ。確か、今年の夏一杯で他社カードは使えなくなる予定だった。それが、ユーザーによる猛烈なブーイングを経て、期間が延長になったのだ。

いつまで延長になったかはわからないが、今のカードでPayPayを使える期間はそう長くないことは確かだ。

オレはどういうわけか、チャージをして買い物をするということができないので、クレカ払いができなくなると、PayPayが利用できなくなる。Suicaのチャージもできないので、買い物にSuicaを使ったことはない。ごくたまに、自販機でジュースを買うとき、小銭代わりにピッとするくらいだ。

しかし、2019年以来、生活にPayPayは欠かせなくなってしまった。こいつがなくなると色々不便だ。特にランニングなどしている時。

で、考えた。癪に障るけど、カードの再発行をしているのを待つ前に、PayPayカードを作ってしまおうかと。

すぐに申し込んだ。

ついでにまた考えた。今使っているカードは、来年からポイントのAmazonギフト交換ができなくなる。これまですべてのポイントをAmazonギフトに交換してきたので、そうなってくると使っている意味はなくなる。

で、思い出したのが、三井住友カードだ。銀行アプリを使っていたら、Oliveへのアップデートを進めるアイコンがでてきたので、何の気なしに手続きをしたら、三井住友カードの申込になっていた。まあいいか、ってな具合に申し込んだのが10月で、今手元にそのカードがある。このカード、ポイント取得という点でお得らしいと、価格.comのレビューに書かれていた。

すでに持っているカードであるし、今から2週間カードなしで暮らすのは無理。ならいっそ、この機会に、支払い関係を全部このカードに変更してしまおうか? 先ほど電話したカード会社の担当さんには悪いけど。

とりあえず、Amazonの支払いカードとして、三井住友カードを登録した。カード番号はカードが届いた時についてきた情報用カードに記載されている番号を使った。

しかし、どうもそのカード番号だと支払いができないようだった。間違っているのか? と思い、三井住友カードのサイトを色々見てみると、銀行アプリからクレジットモード専用番号をタップして、SNS認証をすると、別のカード番号が閲覧できた。

その番号だと、支払い関連の登録はうまく出来た。続けて、公共料金や通信関連、その他、月々の支払いがあるサブスク系のカードもすべて変更した。

カード関連の手続きで午前中がつぶれた。

昼過ぎ、入浴して汗を流す。

『最強の知的武装術』読了。面白くなくはないが、日常生活に適用出来るほど実践的な内容ではなかった。

3時半に家を出る。中野へ。図書館で本を返し、予約していた本を借りる。駅へ。

中野駅の南口には、いつも車椅子のおばあちゃんがいる。去年、毎日利用していた頃からいた。今日もいた。

総武線が遅れていた。品川から京急で穴守稲荷へ。着いたのは5時過ぎだった。

『中華そば さとう』でラーメンの中盛りを食べた。本当は並盛りと半カレーセットが目当てだったのだが、店に入ってそうそう「カレー終わりました」と店主に言われてしまった。たぶん昼営業のうちに売り切れたのだろう。

ラーメンはあっさりスープでほっとする味だった。

穴守稲荷駅に戻り、ひと駅移動して天空橋へ。そこから、一年ぶりにZepp Haneda へ。電気グルーヴ『アンと匂いの樹』最終日観る。

開演40分前にフロアに陣取ったため、立ったまま開演を待つことになった。スマホを見ながら時間をつぶした。

7時開演。

「ひとりっこ」メドレーと「SHANGRI-LA」で始まり、前半は歌ものが多かった。「Slow Motion」「モノノケダンス」「Upside Down」などなど。「モノノケダンス」は非常に盛り上がった。

中盤MCでは、ツアーポスターのキャラクター説明。瀧さんのキャラは丹澤というらしく、澤は沢じゃなく難しい方の澤という説明があった。映画『凶悪』で瀧さんが言ったセリフ「信じてたんだぞ」が、滑舌悪くて「信じて丹澤」と聞こえたことが由来。あと、あの映画でシャブを打つシーンは本物を使っているという卓球さんの指摘など。

後半は「B.B.E」「ズーディザイア」「誰だ!」と続いて「柿の木坂」という流れが大変気持ちよかった。いったん終了後、アンコール前に、倒れているお客さんがおり、会場が少しざわっとした。

アンコール前のMCで、今日瀧さんが中華鍋を持って現れた由来と、動きがドジョウ掬いになってしまったなどのトークあり。爆笑。その後、牛尾くんが電気と仕事をするようになって20年になったことを記念し自費で作ったボールペンを客席に投げるサービスあり。これは欲しかったが、惜しくもゲットできなかった。「みなさんも大人なんだから」と、卓球さん瀧さんに言われては、がっつけない。

アンコールゲストにKenKenが登場した。「人間大統領」でスラップをパキパキに効かせたファンキーなベースを弾いたのが、滅茶苦茶かっこ良かった。

9時終演。天空橋駅に向かって歩くとき、足がすごく疲労しているのを感じた。立っていられないほどだった。

中野から自転車。サミットに寄り、ビールと唐揚げ、半額寿司を買い、10時半帰宅。

水曜、木曜、そして今日と続いたライブ三昧で、さすがに心身が疲弊しているのを感じた。年か? いやいや、二十代でもキツイって。

1時就寝。