高知を西へ西へ

4時起き。

水耕栽培の水を補助タンクいっぱいになるまで補給した。

4時20分過ぎに家を出る。LUUPで高円寺へ。

5時50分羽田空港着。

『うまだし』を飲んでひと息ついてから保安検査をし、7時35分初の高知行きに乗る。20分ほど出発が遅れた。

9時過ぎに高知空港着。バスで高知橋へ。

降りたすぐ先にある『KAMEI』という店で朝飯を食べた。8時から営業している。カツ丼目当てで入ったが、まだ油ものが出せないと言われたので、親子丼セットを頼んだ。

ほどほどの量だった。

ひろめ市場へ。

ひろめ市場は6年前にも行ったことがある。土曜日の夜で混んでおり、運転もあったので飲めなかった。

今日も運転の予定があるので、飲みはできなかったが、朝10時過ぎはまだ空いていたので、一人でも気にせず座れた。

つまみ食いサイズの焼き鯖寿司を買って食べた。

食べた瞬間、脳内に閃光が走った。予想よりはるかに旨かった。百面相みたいな顔をしていたオレの顔を、向かいのテーブルに座った推定アラフォー女性が見ていた。

ひろめ市場を出て、アーケードの商店街を歩いた。6年前に来たとき、明け方に利用したサウナのあったビルあたりを通った。サウナは閉店してしまったらしい。

11時に高知駅へ。中村行きの切符を買い、ホームに上がる。特急あしずり号が止まっていた。1号車の自由席に座った。

11時49分、列車は高知を出た。『楡家の人々』を読む。途中、車掌の検札があり、乗車券を見せたが、特急券を求められた。駅の券売機で買ったとき、『特急』をタッチして、目的地の中村を押したので、てっきり特急券つきの切符が出てきたとばかり思っていたが、別売りのようだった。

その場で車掌に特急券分の金を払った。

1時34分、中村着。レンタカーの人が車で迎えにきてくれた。それにのり、レンタカーの事務所へ。

手続きをすませ、昼飯を食べに『いろりや』へ。天ぷらうどんを食べた。讃岐うどんとは違い、東京人には馴染み深い、色が黒くて甘辛い出汁だった。

勝間沈下橋に向かう。平日のためか道は空いていた。

3時過ぎ、勝間沈下橋へ。誰もいなかった。

飛び込み禁止の立て看板が置いてあった。6年前にここを訪れた翌日、橋から飛び込んだ観光客が溺れて死ぬ事故が起きた。その後に立てられたのだろう。水深18メートルとあるのに驚いた。川でそれはかなりのものだ。

しかし、遊泳禁止とは書かれていないので、シュノーケルとマスクがあれば、水面をパチャパチャしながら、深い縁の底を眺めることができるかもしれない。

が、流れの感じや川幅を見ると、それをする気分は萎えた。怖い。

車に戻り、トイレ前の日陰で少々涼んだ。風が気持ちよかった。こういう何気ない心地よさは、ずつと後になっても、旅の記憶として残る。

竜串方面にナビをセットした。

1時間と少しで、土佐清水市のダイソーに着いた。買い物をしてから、桜浜海水浴場に向かう。泳ぐのではなく、宿がそのあたりだった。

5時20分、桜浜海水浴場に着いた。廃墟旅館の前を通り抜けてビーチへ。以前来たときより、露出した岩が多かった。

5時40分宿にチェックインする。

風呂に入り、7時に宿で夕食を食べた。定食を選ぶ方式だった。なんでもいいやと思い、唐揚げ定食を頼んだのだが、かなりボリュームがあり、ご飯も新米で、とてもおいしかった。部屋はボロかったが。

『地面師たち』3話の残りを見る。アントニーの見せ場が最後にあった。

『10極放送局』最新話見る。西表島編。ロビンソンが活躍しすぎて、亞一人くんの見せ場があまりなかった。

11時半就寝。