負けてちょっとほっとした

週明けのツール改修依頼をこなし、昼、『豚と脂』でラーメン食べる。11月にできた店だが、店名が潔すぎる。

ニンニク少なめ、野菜とアブラタシを食べ終え、奴隷待機所でのほほんとスマホを見つつ、特になんの意図もなく舌で右上の奥歯を触っていたら、かぶせものがポロリと取れてしまった。焦った。

すぐ、歯科医に電話をし、なる早で予約をした。木曜の昼間にとれた。

昨日のサッカーワールドカップ、日本とコスタリカ戦は、やはり自分が見たら負けるような気がして見られなかった。今日、ネットで、日本が1-0で敗戦したと結果を知り、手のひら返しを想像し、少しげんなりした。

リアルタイムでYahoo!に記事を配信している、サッカー系サイトの過去記事を見た。ドイツ戦の後半、日本が追いつくまでのコメント欄がボロクソで、数十分後、逆転記事のコメントは賞賛の嵐だった。そりゃそうだ。

そりゃそうだけど、目に見える形でこうもあからさまになっていると、慎重にならなきゃな、と思ってしまう。

日中戦争初期、国民の熱狂もこんな感じだったろう。国民がそれだけ熱狂してしまうと、色々引っ込みがつかなくなるという力が、軍の内部に働くとしても、おかしいとは思わない。

コスタリカ戦は、負けて良かったような気がしている。夢から覚めたというか、浮ついた気持ちがしゃきっとしたというか。だから面白いんだよな、と、負け惜しみなしに思うチャンスに恵まれたということかもしれない。