PC寿命

『戦争と平和』3巻読み進む。
ニコライは経験を積んだ騎兵となり、アンドレイ公爵はナターシャに裏切られた痛手から逃れるようにあえて前線に身を置く。
ナターシャは徐々に元気取り戻し、ピエールはナターシャに対する思いに苦しんでいる。
ニコライとマリイの運命的出会いもある。
この先の展開を思うと、ソーニャが哀れでならない。

夕方実家へ。
寿司を食べる。

PCに必要なソフトをインストールするため、DVD-Rに焼いたそれらを持ってきたのだが、よく考えてみれば実家のPCにはDVD-Rがついていないのであった。
道理で読み込めないはずだ。
無駄に時間を使ってしまった。

PCの寿命は何年くらいなのだろう。
実家PCのことは、かつて日記に何度も書いた。
GATEWAY NEOという、登場した1999年の時点ですでにたたき売り感のあったマシンである。
一体型で、当時大流行したimacに、似せないよう工夫したデザインに見える。

昔、1990年に、父がエプソンのPC-286BOOKというラップトップパソコンを買った。
ハードディスクがついていないタイプだったため、わずか2年半で実用に耐えなくなった。
が、買っても見栄以上の目的で使わない父親に代わって、おれはしぶとく使い続けた。
ほぼ、ワープロとして、1996年まで6年間。

現在実家にあるGGATEWAY NEOは、それ以上の年数を耐え抜いている。
インターネット閲覧、オフィス系ソフトの運用、サイトの更新作業、ちょっとした画像処理くらいなら、まだいける。
さすがにmpeg2ファイルの動画視聴は厳しい。
あと、Youtubeも動画の動きがカクカクする。
仕方ない。
見られるだけマシだ。

日本酒を炭酸で割って飲んでみた。
炭酸で割ったことで酸味が出て、ジュースに近い味わいになった。
甘みを加えたら、もとが何の酒かわからなくなるだろう。