首相の外交

朝、8時起き。

岸田首相がメーデー参加したニュースを知る。けっこう驚いた。その足でエジプトなどアフリカ諸国を訪問するという。

岸田さんの理想はクローバリズムに則った社会のアップデートだろうが、それを押し進めると、必然的に国内の産業や雇用をどうするかという問題が発生する。このタイミングでメーデーに出るということは、そのへんが『問い』なのだと理解していることになるのか? さすがに、人気取りと判断する人はいないだろう。

ウクライナ情勢に対して、戦争が起きた昨年の時点で、何かしたいけれども何もできないことにやきもきしていた多くの人々と違い、首相なのだから確実にできることがある。それは外交である。

そして、岸田さんによるこれまての外交路線は一貫している。世界各国が共通のルールを守ることが、これからの国際社会には何より大事。だからロシアのルール違反を黙認してはならない。

恥ずかしいほど当たり前のことだが、これをブレずにやっていくのは大変なことだ。

あまり話題にはなっていないが、3月に共産党の志井さんが首相官邸を訪れ、中国との外交について申し入れをしたことも、興味深かった。

共産党が首相に申し入れをしたのは2018年以来だというので、安倍さん時代のそのニュースを調べたところ、北朝鮮問題についての意見具申だったらしい。

二つの申し入れについて、ニュース記事の写真を比べてみると、安倍さんの時は二人とも死んだ目をしていた。安倍さんはすっごくイヤそうな顔で握手をしていた。

ところが今回の岸田さんと志井さんは、充実した表情でがっつり握手して写真に収まっていた。愛想笑いはないが、何らかの正面切った議論をした後みたいな高揚感が互いの表情に出ていた。どんな会話をしたのかが気になる。

昼、近所にできた『担々麺』の店に行ってみると、大行列ができており、品切れのため閉店していたので、阿佐ヶ谷の気になっていた町中華へ行くが、そこも休みだった。

で、この前自転車の点検をした時に見つけて気になっていたナポリタンの店『ゴンザレス』へ行き、並盛りとポテトサラダを食べた。ケチャップが香ばしく、甘さもそれほどなく、卓上の味変調味料は豊富で、なかなか美味しかった。

夕方5時過ぎ、実家へ。

夕食にカレーライス。

小笠原で撮ってきた写真や動画を母に見せた。クジラの動画が思った以上にたくさんあった。一生分見たんじゃないかと、改めて思った。

10時前就寝。