逃がした魚は大きかった

夜中の3時に実家を出て、うひょゾーンへシーバス釣りに行く。

3時半から釣りはじめる。流れはしっかりと下げていた。風が案外強く、水面は波立っていた。ドッグウォークの練習をしたかったのだが、アテが外れた。

それでも、アルゴ105、ダイソーのポッパーなどを投げて、ドッグウォークの練習をした。朝マズメになってもボイルは少なかった。潮位もかなり下がっていた。

明るくなってからはバイブレーションを投げてランガンした。鬼丸ばかり投げた。

5時過ぎ納竿。実家に戻り、7時間で追い寝した。

朝飯に、昨日の残りのいなり寿司を食べた。

9時半から仕事。昨日送った質問メールの返事がきており、オレの解釈で合っていると分かった。この時点で大きなハードルを越えた。

今日は楽勝と思っていたが、昼前に、ツールのトラブルと追加依頼が発生したと連絡があった。ケアレスミスに近いトラブルだったので、昼までに修正した。
追加依頼の方は、そんな依頼もらったっけ? と疑問に思ったが、調べると、まだツールや業務のことを何も知らない時にもらった要望書に書いてあった。とはいえ、簡潔すぎる内容のため、読んでもよくわからなかった。

で、実際に該当箇所を調べ、たぶんこういうことがしたいはずだろうと予想し、それで合っているかと確認のメールをした。合っているという返事がきた。

午後は、その追加依頼の作業をした。元のツールがしっかりと作られているため、改修場所さえわかればできそうだった。

4時半過ぎに作業完了。5時にメールをし、明日リリースすると伝えた。

夕食に、肉じゃが、小松菜と梅肉の混ぜご飯を作って食べた。

食後、家に帰るつもりだったが、ご飯を食べ終わると8時だったので、面倒くさくなり、明日の朝帰ることにした。

となると、今夜か明日朝は釣りである。潮回りを調べると、明日の朝よりは深夜の方が良さそうだった。雨も降らず。

ネックウォーマーを編む。今年の正月に編み始めたものの、その後放置状態になっていた。絵柄はパックマン。編み始めた時は、こんなもの一週間もかからないと思っていたが、半年かかっている。

夜1時に実家を出る。旧江戸川の河口H岩へ。

1時半から釣りを始める。今朝よりも風は穏やかだったが、それでも川沿いはまあまあ吹いており、べた凪ではなかった。満潮が夜1時過ぎだったので、潮はまだ動きが少なかった。

波があるのでトップを引くのはやめにした。たぶんそのうち下げ始めれば、水面穏やかになるタイミングは来るはずだ。で、風や波に強いルアーをルアーケースに一つ忍ばせていた。レンジバイブ。

岩の向こうに投げ、その横を引いてくるイメージで、まずはアップに投げ、次にダウン側の岩のむこうに投げた。着水したらすぐに引いた。そのあたりは満潮といえども浅いし、どのみちトップを投げるつもりで来たのだから、底をとってもあまり意味がないと思われた。

ダウンに投げた二投目を引いていると、ロッドが急に重くなった。かかったかな? と思い、ロッドがしなったままリールを巻くと、沖でシーバスがエラ洗いをしようとしたので、ロッドを寝かせて魚を潜らせた。

その直後、魚はグイグイ引き、ドラグからラインが延々と出ていった。終わるかな? 思っても、まだ続くという感じで出ていった。ようやく鳴きが止まってから、出ていった分を取り返すようにリールを巻いた。するとまた魚は抵抗し、ドラグが鳴いた。

背負っていたネットを外し、左手で折りたたんだネットをまっすぐにした。先月、チヌがかかった時にうまくいかなかった動作だ。今回はうまくいった。

しかし、その動作をやるのはちょっと早かった。魚はまだ寄せられておらず、ドラグは鳴き続けていた。ネットを柵に立てかけ、魚を寄せることに集中しようとしたが、ドラグが鳴きすぎていることが気になり、少しドラグを締めた。

リールを巻くと、魚は再び抵抗した。その抵抗に対し、ラインを出していくのではなく、巻くことで対抗した。これが良くなかった。がむしゃらに寄せようとしたわけだ。

ラインテンションが突然、ふっと緩んだ。バレてしまった。

落胆してルアーを回収し、めげずに何度もレンジバイブを投げてみたが、続けて食ってくる魚はいなかった。

その後、レンジバイブを投げながら河口方面にランガンし、岩が切れたところからルアーをアルゴ105やシンペンに替え、元のところに戻ったが、反応はなかった。自転車で少し上流に移動し、見明川向かいあたりでもう一度レンジバイブを投げたが、その辺りは流れがかなり速く下げていた。シンペンを投げるなら、H岩ではなくその辺りの方が良かった。

結局、釣れぬまま3時過ぎに納竿した。

今日かかったシーバスは、なかなか大きかったと思う。エラ洗いをしようとしていたからスレ掛かりではないし、引き抵抗は強く、重かった。ランカーとまではいかなくても、60センチ以上はあったに違いない。だからこそ悔しかった。ランディングネットのことが気になって、ドラグ調整ややりとりが雑になってしまった。前回のチヌは寄せるまで落ち着いており、ネットを用意したのは岸に寄った魚が水面に浮いてきてからだった。今回もそうすべきだった。

3時半過ぎ実家帰宅。そのまま就寝。