前田本

朝からずっと両足が重かった。
じっくりストレッチをして寝たのだが、昨日はちょっと限度を超えていたようだ。

夕方、白菜などの野菜を買って帰宅。
水炊きを作って食べる。
今日はジョギング中止。
右腿痛のこともあるし、積極的に休んだ方が良いと判断した。

夜、荻窪のブックオフへ。
別冊ゴング格闘技の、リングス特集本を買う。
今から14年前に出版されたもの。
Uインターが新日本とドームで戦う少し前くらい。

しばらくプロレスが見ない状況が続き、久しぶりに見ようかなと思う時は、なぜか前田日明の動向を調べてしまう。
引退して10年になろうとするのに、これはどうしたことだろう。

たぶん、前田の言動を活字で読むことで、プロレスを感じたいという欲求が満たされるからだろうと思う。
前田日明の存在は、プロレスの本質的ななにかを体言しているとしか思えない。
たとえ所属がUWFだろうとRINGSだろうとHEROSだろうとアウトサイダーだろうと、その言動や存在からはプロレスの匂いがしてくる。

2年前の大晦日で、所を破った田村にトロフィーを投げつけた事件が話題になったが。
実にプロレス的行動だなあと思ったものだった。

前田日明は、プロレス的な行動をしようと思ってはいなかったに違いない。
怒りの衝動を押さえられず、ああした行為に出てしまっただけだろう。
天賦の才能としか言いようがない。