テールスープを初めて作った

朝6時起き。走るつもりで起きたが、外を見ると地面が濡れていた。天気予報では今日一日雨が降るとのことだった。明日から連休なので、今日は無理して走ることはあるまいと思い、そのまま起きて居間へ行き、『コラムの冒険』を読んだ。

朝飯に、ご飯、納豆、電子レンジで固めた卵、梅メンマ、味噌汁、昨日の残りのいなり寿司。

『あんぱん』瀧内公美の出番だけ見る。軍国主義の権化みたいな教師役だが、ヒール演技をしていないせいか、正しい人間のように映っているのが気になった。しかし、朝ドラはもはや演出というレベルではない。世間に対する忖度と、責任は役者に押しつける方法論で、あとは、なんかかっこつけて撮影してるっぽいメイキング映像で誤魔化している。これで受信料を取るのは、トップヴァリューの5袋198円のインスタントラーメンを茹でて器に盛ってテキトーな具を乗せて、900円で客に出すようなものだ。

8時過ぎ、外はまだ雨が降っていなかったので、Y’sマートへ買い物に行く。玉ねぎ、青梗菜、ごぼう、牛テール、合い挽き肉、ほたるいかを買う。

9時半から作業。昨日、依頼作業とともに、フォーム統合も終えてしまったので、別のフォーム統合を検討するが、こちらは二つのフォームのテキストボックス配置が少々異なっているのが面倒。

買ってきた牛テールで、テールスープを仕込んだ。11時から弱火でコトコト煮込む。

昼、きんぴらごぼう、ほうれん草の胡麻和え、チンゲンサイとツナ缶のマヨネーズ炒めを作り、保温ご飯で食べた。

午後、作業をしながら時々テールスープをのぞき、2時に火を止め、冷蔵庫で冷やした。

3時頃から雨がひどくなった。

6時、作業後、ハンバーグを焼き、昼の残りのおかずと、テールスープと一緒に、夕食に食べた。テールスープは初めて作ったが、なかなか美味しかった。

風呂に入り、自室で小林信彦『コラムは誘う』を読む。1995年から98年に書かれたコラム。この時期、渥美清、フランキー堺、三船敏郎、黒澤明が亡くなっている。

小林さんはなぜ演者になることを避けていたのだろう。テレビの草創期、スラップスティックのギャグを紹介する番組に出演し、落とし穴に落っこちるギャグの説明をするときに、穴からふうふう言って這い上がるような動作をしたところ、それを見ていた渥美清が「好きなんだね、そういうのが」と見抜いたエピソードがある。『11PM』の司会を打診されたこともあったという。しかし、結局はやらなかった。ストレスに耐えられないだろうと判断したためらしいが、出るのが嫌いというわけではなく、出好きの調子が独特で、それが、出す側の要求と決して合わないことを、本人もわかっていたからではないかと想像する。

12時半就寝。