キャンディーズ解散の意味

9時起き。
10時からzoom稽古。次のテーマはこれが良いのではないかといくつかすすめてもらった。

昼、ドラッグストアで買い物。
キャベツ千切り、冷凍焼売、冷凍ポテトフライ、マルシンハンバーグ買う。

昼飯に、ハンバーグ、目玉焼き、キャベツ食べる。

夕方6時過ぎまで昼寝。

今日はドラゴンズファンの集いに行こうかと迷ったのだが、来週に行くことにした。

夜、ウイスキーを飲み、Youtubeを見ながら、焼売、キャベツと卵の『ぽい焼き』を食べた。お好み焼きっぽいから、ぽい焼き。

カーリング女子が決勝進出した。藤澤五月のおでこがとても好きだが、ルッキズムと批判されるのだろうかと気になった。たぶんされる。でもあのおでこはとてもいい。機嫌がいい時ほどテカっているのがかわいい。テカってないと心配になる。悲しい時はテカらないんだろうなあ。想像するとかわいそうになる。

キャンディーズの曲を久々に立て続けに聞いた。切ない気持ちになった。特にミキちゃんボーカル曲「オレンジの海」「あなたのイエスタデイ」を聞くと、胸の奥が疼く。

1980年の映画『ヒポクラテスたち』は、ラストシーンで登場人物達のその後が映像と文字で説明される。一年後、誰それはどこそこで何々をしている、というパターンだ。
その最後に、伊藤蘭が演じた『みどり』の写真がアップになる。彼女は卒業前に大学をやめ、睡眠薬で自殺してしまった。写真が遠ざかっていく。退学届は受理されず、学生たちによる学生葬が行われたという説明のあと、写真はさらに小さくなって、向こうに消えてしまう。

この演出は、キャンディーズの解散が当時の高校生大学生のファン達にとってどういう意味を持っていたのかを、見事に表していると思う。キャンディーズの解散は、青春の終わりそのものであった。たぶん、後楽園球場のコンサート以後、思いも何もかも封印し、沈黙したファンはとても多かったのではないか。

三年前、伊藤蘭コンサートに行った。「春一番」のイントロがかかった瞬間、五十代後半から六十代の男性客に埋め尽くされた会場が絶叫に満たされ、関ヶ原の合戦みたいになったのを覚えている。あれは、四十年封印してきた青春の思いを、男達が一斉に解き放った音だった。その瞬間、その場にいられてよかった。