芭蕉の時代劇が見たい

午前中に目を覚ましたが、そのままうとうとしながら昼まで布団の中で過ごす。
12時過ぎに起き、おせちの残りを食べる。
昆布巻きを食べていると日本酒が飲みたくなったが自制した。

パソコンのキーボードを掃除しながら、バナナマンのポッドキャストを聞く。
昨年12月23日の放送。
石橋貴明がゲストで来て、テレビについて笑いについてとんねるずについて色々語っていた。
時々ろれつが回らなくなる時があった。
クリスマス前の休日で酒が入っていたのだろうか。
だからこそ、普段話さないことを話せたのかもしれない
普段話さない理由は、照れがあるからだ。
「説教臭くなっちゃったな」
放送で何度もそう言っていた。
タカさんのそういう面は、一般的にはほとんど知られていないのではないか。

4時過ぎ、着替えて走りに行く。
石神井公園駅まで往復。10キロ。
この季節のジョギングは、フードをかぶって走るのがコツだ。
保温効果がてきめんだ。

7時半に実家へ。
昨日、今朝とおせちを食べて、夜は実家のおせちを食べた。

父はテレビ東京の時代劇を観ていた。
堀部安兵衛。
なぜ年始に忠臣蔵をやるのだろう。
新しい一年が始まるという時に、敵討ちとか切腹とかの話は観たくない。

長時間放送するなら、松尾芭蕉の時代劇はどうだろう。
奥の細道と、芭蕉忍者説を絡め、虚実入り交じるシナリオにすれば、面白いと思う。
ただ、資料集めの大変さや、そういう労苦に見合ったギャラをライターに払う余裕が制作サイドにないだろう。
となると、そういうテーマで物語が作れる潜在的ライターは、作品を別のジャンルに昇華させることになる。
漫画原作とか小説とか。

ジャンルが衰退していく構造が、そこにもある。

本やネットを見て夜中まで過ごす。
3時に寝る。