３日目にして禁断症状が出始めた。後頭部がじんわりして、指先がしびれる。
なんだかうまい煙草を吸った時の症状に似ている。
肺の奥底に残っていた煙草の成分が再吸収されているのだろうか？
不思議なことに、禁断症状自体が煙草を吸ってリラックスしている状態に非常に似ているので、煙草を吸いたいと思わない。このまま禁断症状に浸っていたいような感覚すらある。
たとえて言うなら、長いこと正座をしていて、立ち上がった時に感じる足の痺れか。
朝、昼、そして夜へと時間を飛ばす。
今、ＮＨＫで、布施明と谷村新司が「バラが咲いた」を歌っていた。
すげえよ。濃いよ。濃すぎだよ。
今日あった出来事の全てを吹き飛ばすのに十分なインパクトだ。