古い映画のDVD化

 以前、黒澤映画を見まくった時は、ビデオ版だった。
 DVDがリリースされたおかげで、クオリティの高い映像で楽しむことができるのはいいことだ。
 その『七人の侍』を観た。
 音声と映像がかなり改善されていた。

 それよりもやはり、馬の動きが素晴らしい。
 あと、東野英治郎の盗人がはっきりと確認できた。

 18年前、ビートルズのアルバムが続々とCD化された時話題になったのは、アナログ版のLPレコードではわからなかった微細な音がはっきりと聞き分けられることだった。
 特に初期のアルバムでは顕著だった。
 1987年以前に出ていたLP版の初期作品は、もともとモノラルであった録音を疑似ステレオ化したものだった。
 CD化にあたりモノラルに戻された。
 あの疑似ステレオ版は何だったのだろう?

 古い白黒映画のDVD化にも同じことが言える。
 パソコンでキャプチャーする際、ビデオは320×200相当のクオリティだが、DVDは720×480くらいだ。
 つまり4倍以上細かいわけだ。

 石原プロがかつて製作した『黒部の太陽』は、スクリーンで観てもらいたいという石原裕次郎の意志を尊重し、ビデオ化はされなかった。
 ちょっと前に、どこかの映画館で何年ぶりかのリバイバル上映をしていたが、抽選で当たった人しか見られなかったと思う。
 しかし、お蔵入りさせるのが目的で作った映画ではないのだから、大きい画面で見るに耐えるDVD化はした方がいいんじゃないだろうか?
 作品を、新しい世代が見られるようにするのは、制作者の義務だろう。
 でないと、石原裕次郎がだったという歴史的な事実は風化していくと思う。

 夜、10時くらいから雨が降り始めた。
 今夜には雪になるという。
 かなり積もるというが、明日の朝にはやむだろうか?
 実は今、うちには傘がない。
 買う気がしない。

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