朝6時起き。
阿佐ヶ谷に行きロングバンを借り、いったんうちに戻り荷物を積み込む。
環八に出て五反田に向かうが、渋滞のため甲州街道に出るまで非常に時間がかかった。
予定より30分近く遅れて五反田到着。
健ちゃんと松本さんは積み荷を先にまとめてくれていた。
すぐに積み込み、車を阿佐ヶ谷へ戻す。
劇場近くで久保田君、ノブ君と落ち合い、荷物下ろしを手伝ってもらう。
その後、尾池さん宅へ。
積み込みを済ませてから田中さんを乗せ、劇場に10時半到着。
その後、車を返却しに行く。
左側ボディーにこすり傷がついており、こすったであろう場所に戻って事故処理をとるように言われる。
110番に電話をすると、
「事件ですかあ事故ですかあ?」
と、語尾をのばす感じの声が聞こえた。
「あの、レンタカーで…」
「はいはい、電話しろって言われたんでしょお、今どこにいるのお?」
「青梅街道の…」
「それじゃわかんねえよ、住所だよ」
「荻窪三丁目と書いてます」
「番地は?」
番地といきなり聞かれてわかるはずもなく、道路標識に書いてある交差点名を伝えた。
「ああもういいよわかったから、じゃあそのすぐ近くに交番あるから、今から行かせるから」
語尾をのばす男は電話を切った。
少しして、交番の巡査が来た。
事情を話し、事故届けを出してもらう。
次にレンタカーの事故処理センターに電話をする。
手続きを終えてから車を返しに行く。
免責代とノンオペレーションチャージで7万円かかった。
レンタカーを出ると、自転車の鍵をなくしていることに気づいた。
踏んだり蹴ったりだ。
1時過ぎに劇場に戻る。
谷中さんから借りたミシンの調子が悪く、ボビンが糸を巻き取らなかった。
油を差したり、ケースを開けて見たりしたが、原因はわからなかった。
作業が徹底的に押してしまうので、健ちゃんが、
「買おう」
と言った。
谷中さんから電話があった。
ミシンのことで責任を感じたらしく、夕方縫い作業を手伝いに来てくれるというのだ。
大変ありがたかった。
夕方、照明・音響のデータ取り。
台本の半分まで進んだところで退出時間が来る。
夜10時に劇場を出る。
そのまま、自転車を置いていたところに向かう。
ドライバーを片手に、なんとかできないものかと色々見るが、リング式の鍵だったのでどうにもならなかった。
仕方なく電車で帰る。