ふたりの女

鍋のカレーを暖め、ご飯を皿に盛り、生卵を割ってご飯にのせる。
ご飯をレンジで30秒温めて卵を半熟にし、カレーをかけ、粉チーズを振りかける。
パソコンの電源を入れ、ネットに接続し、カレーライスを食べる。
時刻を見ると朝の6時20分だった。
その時間に起きる理由もなければ、飯を食う理由もなかった。
寝ぼけていたわけではないと、食べ終わってから思ったのだが、頭がもうろうとしている時に、行動を支配する食欲の優先順位は高い。
そして、食べてから早く起きすぎたことに気づいて二度寝するのも間の抜けた話なので、そのまま8時半まで起き、サイトの更新などをしていた。

マグサイトのトップページには、このブログの更新が反映されている。
4年前からMagpieRssというRSSパーサーを使用していた。
ブログが更新される毎に、更新日時やタイトルやリンク情報を読み取り、それらの書式を修正して更新情報として載せていたのだ。

ところが今年の7月にサーバーの引っ越しをしてから、動作がおかしくなっていた。
モバイルから更新したら、過去3日間のタイトルしか表示されなかったり。
翌日になると1件も表示されなくなったり。

いくら直してもらちがあかないので、今朝simplepie.incという別のライブラリに変えてみた。
すると思った通りの表示ができるようになった。

できるようになった時点で、まだ朝の8時半だった。
昼寝をしようと思って布団に飛び込んだ。
「お帰り」
という声が聞こえたような気がした。

12時に起きた。
いつものペースであった。
着替えて、自転車で吉祥寺へ。
ジブリ美術館裏の唐組テントへ行き、予約していたチケットを整理券に引き替えてもらった。

井の頭公園駅と三鷹台駅の間の踏切を渡り、住宅街を抜けて帰った。

3時にコーヒーを飲む。
あとは、サイトの改修について情報を集めた。
コンテンツのアイディアを出しても、それらを日々更新していくということを考えると、自分一人でやっていくスタイルは好ましくない。
今さらだが、インタラクティブでなおかつ「なあなあ」にならないコンテンツはないものか、あれこれ考える。

4時過ぎに走る。
甲州街道まで往復。10k。

帰宅後シャワーを浴び、自転車でジブリ美術館へ。
唐組公演『ふたりの女』見る。
唐組の芝居を観るのは11年ぶりだ。

整理番号が早かったので、3列目という見やすいポジションに座れた。
7時きっかりに開演。

六条と葵の二役を、藤井由紀さんが演じられていた。
一語一語をしっかりと、句読点さえ揺るがせずに発する姿は、美しかった。
その姿はどこか、この世のものとは思えぬ何かを感じさせる。
生命力がないのではなく、生命の成り立ち方が、現実の世界とは違う規則にのっとっている。
唐十郎の言葉が、人の形に似た妖精となって眼前に現れた存在のようだ。
激しく心を揺さぶられた。

唐さんもほんの少しだけ登場した。
声の張りは失っていなかったが、肉体の衰えは隠しようのないところまで来ている。
これはもう、仕方のないことだ。

おそらく唐さんの体力低下が、演出にも影響を及ぼしているのだろう。
音は小さかったし、ラストの演出もあっさりしていた。
上演時間は1時間と少しだった。

それにも関わらず、台本の面白さには参った。
1時間という枠でこれほどのものは普通書けない。

終演後、西荻へ。
風神亭ささらで軽く食べ、ハートランドビールを飲んだ。
サモサ、チャーハン、西荻豆腐と、頼んだものは全部美味いというところはさすがだ。
ハートランドビールがあるのも嬉しい。
ビールではこれが一番好きだ。

10時帰宅。
1時過ぎ就寝。
いつもよりかなり早い。

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