考えをやめさせてくれない

仕事に戻る。
「毒薬」が終わってすぐ精算の作業があって、それが終わると平熱の稽古があって、延々とバタバタしている年末だった。
今年を振り返ると、3月から5月にかけてが、ややゆとりがあったかと思うくらいで、あとは常に芝居のためにバタバタしていた。
暇だったらたぶん余計なことを考えて勝手に苦しんでいただろうから、忙しかったことが今年の良かったことになるんだろう。

本番中は体調に気をつけていたが、終わると気がゆるむのか、仕事をしていて時々寒気を感じた。

定時に上がり、夕方6時過ぎに帰宅。
ウイスキーを買ってきて、ちびちび飲む。

マグネシウムリボンと関係ないところで勝手にやってる芝居を応援する義理はないと思われている妄想がずっとあって、それに苦しんでいた。
本番中は芝居に集中していたので良かったが、芝居が終わると疎外感を感じる。
考えてもしかたないという言葉は、考えをやめさせてくれるわけじゃない。
そこが辛いところだ。

夜、ザワークラウトと焼き豚食べる。