次回のマグ不足チラシ打ち合わせ

西新宿の喫茶店「パーシモン」は、週に一回行くことにした。
なるべく金曜日にしようと思った。
週末がいいんじゃないかなと。
昼、今日は金曜じゃんかと気づいたので、浮き浮きと店に向かい、キーマカレーを頼んだ。
なるべく毎回別のメニューを頼もうと思った。
どのメニューも、特にグルメ向けという工夫がされているわけではなく、友人の家を訪問した時に奥さんが作ってくれた料理のような味がする。
それがとてもうれしく、食後のコーヒーの濃さもうれしい。
うれしいからと言って毎日通ってはいけないのだ。
日常になってしまう。
週一ペースなら、晴れの日を楽しめる。

キーマカレー、美味しかった。

夕方府中へ。
次回のマグ不足公演のチラシ打ち合わせのため、細田君と「海人」で飲む。

マグ不足だが、短編集にしようというところまでは決まっているが、どういうものにするかは決まっていない。
ネタがないわけではなく、キャスティングとか規模とか公演のコンセプトとか、芯になるものが決まっていない。

キャスティングについては、マグネシウムリボンの本公演とはまるで違い、
「この人と絡みたいなあ」
と、役者として思う人を誘っているのだけど、誘われる人の役者的な気質もあるから、ところ構わずオファーを出せるというものでもない。

公演タイトルだけは決めた。
「にじ」「二字」「二時」「二次」のどれか。
これも意味があるわけではなくて、チラシに使う写真が夜中の二時っぽかったのと、言葉の響きが心に残っていたからだ。

細田君に、頭の中にあるだけの情報をとにかく伝えたが、どうなるか自分でもわからず、不安もある。
ただ、楽しんでやりたいということは、けっこう強く思っている。

細田君とは、昔のPC話で大いに盛り上がる。
小学生の時にMSXを買ってもらったのが、パソコンとの出会いだそうだ。

「おれはコモドール64だったんだ」
「それはうらやましい」
「でも日本語版だったし、ソフトはベーマガのプログラムを自分で打ち込むしかなかったよ」
「ベーマガ僕も買ってましたよ」
なつかしく、楽しく盛り上がった。

海ぶどうと泡盛でいい気分になり、終バスに間に合う時刻に店を出る。

すごく寒かった。
予報では深夜から雪が降るとのことだったが、帰宅するまでまだ降ってはいなかった。
家に着き、ツイッターで降り始めたことを知る。