ドイツとブラジル戦の衝撃

日曜日に読み終わった本。
水道橋博士『藝人春秋』
図書館で予約したのが昨年の初夏で、今年の4月にやっと順番が回ってきたのだけど、本番前後だったため図書館に行けず、再度予約したら2ヶ月で順番がきた。
一日で読了。
博士が「この人は面白い」と感じた人々のルポルタージュ集。
お笑い芸人だけをターゲットにしているわけではない。
「お笑い男の星座」以来のファンなので、誰について何について書いているかはあまり問題ではなかった。
水道橋博士の豪腕筆力を堪能するために読んだ。

朝、仕事先で、ワールドカップ準決勝の結果を知る。
ドイツとブラジル戦。
ドイツが7対1で勝った。

kくんがデータベースのことを質問しにきた。
「kくん、ドイツ、勝ったね」
「いやあ神様、すごかったですよ。容赦なかったですよ」
「見たの?」
「明け方ちょっと見たんですよ」

両サイドの席の同僚がお休みだったので、話す相手がいなかった。
ドイツ戦ショックのため、しばらく一人で呆然としてしまった。
ドイツに勝って欲しかったが、まさかこんな点差とは。
素直に喜べないほどの差だ。

昼、弁当復活。
節約するためには弁当が手っ取り早い。

午後も、ドイツのことが頭から離れなかった。
ワールドカップはナショナリズムの発露だと思うが、その割にその国のありようが反映されているチームは少ない。
結局、古豪と言われる国が、そういうチームだ。
ドイツは典型的だ。
ポルシェ、ベンツ、BMW、ライカ、カール・ツァイス、アディダス、プーマ、企業名を並べて、サッカーの試合を見て、「なるほど」と思ってしまう。
ドイツ的とはどういうことなんだろう?
フリードリヒ大王の国、ビスマルクの国。
カート・ヴォネガットの祖先はドイツ。
シュバイツァー。
ヘルマン・ヘッセ。

アドルフ・ヒトラー。

ドイツのことが知りたい。
国そのものが。国民が。色々なことが。

夕方、荻窪南口の「まつまる」で中華そば食べる。
まずくはないし嫌いじゃないが、「丸信」の方が好みだ。

コナミへ。
筋トレ、有酸素、プール。
クロールで両側呼吸を重点的にする。

一日中、じめじめしていた。