プチ解脱があってもいい

朝、目覚ましなしで起き、お粥を作り、納豆と一緒に食べた。
お粥は水が多すぎて、時間もかけなかったので、スープみたいになってしまった。
食べ終わり、外が暗いことに気づいた。
時計を見ると4時だった。
寝ぼけて朝飯を食ってしまったようだ。
再び寝る。

昼から仕事。
外は暑かったが、空気が乾いており心地よかった。

28日まで稽古がないため、本公演の準備を少しずつ進めている。
タイトルは「レッツ・解脱トゥギャザー」に決定。
中点を入れた方が字面が良さそうだったので一つだけ入れた。

解脱とは、煩悩から解き放たれて自由になること、らしい。
らしい、と書くのは、オレに語る資格がないと思うため。
宗教的な芝居ではなく、言葉の響きが良いだけでタイトルに借用している。
真剣に修行している人をからかう意図はない。

だが、人は皆、解脱したいと思ってるんじゃないだろうか。
真剣に修行しないとできないから、一勝できないと思い、近づかないようにしてるんじゃないか。
プチ断食があるのだから、プチ解脱があっても良いだろう。
目指すは現実の捉え方の価値転換だ。

それから、自分が主人公のゲームや映画があるとして、本当の自分はどこかの暗闇でそれを見ているのだとしたら、自分に降りかかるトラブルはすべて、イベント発生で楽しいはずだ。
渦中にいて、主人公でいるから、苦しい。
苦しがってる自分を見て、
「人生だねえ」
と他人ごとのように言う自分を見つけたら、すごく楽になるんじゃないか。

色々考えている。
見終わってから、視点が切り替わったような心地のする、不思議な感覚の芝居になるといいなと思う。

定時過ぎにあがり、コンビニと酒屋に寄り道してから「うおみっつ」へ。
同僚4人で飲み。
飲み放題時間無制限が売り。
先日の芝居の話から、年度末に辞めた人物のうわさ話、誰それの不倫話、などなどする。
久々に痛飲した。

11時前に店を出る。
帰宅し、作業をしようとするも、酔っぱらって果たせず。