笑いの神を感じる

昨夜再び熊本でM7.3の地震が発生した。
14日のは前震で、今度のが本震らしい。
建物の倒壊、土砂崩れの被害がひどい。

ただ、出来ることを考え、それのみを行い、ネットでの発信は自重する。

夕方まで、大根おろしのスープだけで過ごす。

blogのテンプレートをSimplicityに変えてみた。
使いやすそうだが、自在にカスタマイズするのに、オレの知識とスキルは足りない。
マグのサイトをWordpressに統合しようと目論んでいるのだが、固定ページのところで詰まっている。

5時前に家を出る。
自転車で梅ヶ丘へ。
永福町大勝軒の系列店「勝や」でワンタン麺食べる。

6時半に下北沢へ。
駅前劇場にて、あぁルナティックシアターのチケット購入。
開演時間より30分早かったので、マックで時間をつぶす。
『俘虜記』読む。

7時に劇場へ。
知人はいなかった。

昨年亡くなった劇団員、松山幸次さんの追悼公演だった。
笑いが大好きだった故人のため、お葬式の設定で大いに笑いにしていた。
座長の橋沢さんが、夢の遊眠社の真似をするシーンで、ズボンが破けたのが大変おかしかった。
笑いの神さまの存在を感じる瞬間だった。

終演後、百合香さん、一哉さん、山口弘くんに挨拶する。

自転車にて10時帰宅。
出演者の名前を確認しようと、チラシの束を調べてみたが、パンフレットが入っていなかった。
作成しなかったのか、それとも別売りだったのかも知れない。

大岡昇平『俘虜記』読了。
もともと長編ではなく、戦地で赤痢にかかり捕虜になるまで自分の心はどのように動いたのかを、丹念かつ克明に記した手記のようなものが、最初の作品だったらしい。
その後連作となり、最終的に『俘虜記』の形でまとめられた。
連作の後半になるにしたがって、おのれの内面の描写から、捕虜生活と仲間の捕虜たちの描写が中心になっていき、文体も小説の形へと変化していくのが面白かった。