居酒屋使いの夏まつり

6時起き。
寝ぼけ眼で梅干しを干す。
昨日何時に寝たのか覚えておらず、酒が体に残っていた。
セブンイレブンに行き、100パーセントりんご果汁の炭酸飲料を買う。
飲んでからそのペットボトルを梅酢の容器にした。
サイズはぴったりだった。

二度寝し10時半に起きる。
梅干しをひっくり返し、トマトを2個摘む。
走ろうかと思ったが、酒が抜けておらず、なおかつ猛暑日だったので、夕方まで待つことにする。

昼、外をぶらりと散歩する。
梅里公園に盆踊りのやぐらが組まれていた。
真夏の正午で人っ子一人いなかった。
夜店は町内会主導で開かれるらしく、値段はリーズナブルだった。

お祭りを居酒屋使いしてみようか?
お店で飲むよりよっぽど面白いかもしれない。

ドラッグストアに寄り、アイスコーヒーと水を買って帰宅。
ちょっと散歩しただけで暑さにぐったりした。

午後は本を読んで過ごした。
『暗夜行路』読む。

4時過ぎ、日が陰ったところで梅干しを取り込む。
タッパーにぴったり収まった。
一緒に干してカラカラに乾いたシソを挽こうとしたら、ミルが壊れていた。
ハンドミキサーともども、買わないといけない。

5時過ぎ、走りに行く。
和田堀公園から方南通りに出て、方南町を過ぎ、中野通りへ。
青梅街道に向かう途中、鍋横商店街で祭に遭遇した。
小学生の女の子達が踊っていた。
ダンススクールの子たちだろう。

青梅街道を新高円寺方面に戻る。
環七の交差点でボケモンを捕まえる。

6時過ぎ帰宅。
シャワーを浴び、梅里公園の盆踊りに行く前に、ウエルシアで缶ビールを買い、一杯引っかける。

公園に着くと、中断していた盆踊りが再開されるところだった。
焼きそばとリブロースを買う。
小学生の男の子が店番をやっていた。
焼きそばは、夜店らしく少なめ。
リブロースは3本で、結構ちゃんとしたやつだった。

次にたこ焼きと缶ビールを買って、公園の隅にある岩に腰掛け、祭を眺める。
荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」が流れたのには驚いた。
特に盆踊りエディションというわけでもなく、原曲のままだった。

近所にあるスペイン料理の店が夜店を出していた。
カヴァと、海老のアヒージョを買い、また公園の端っこで座って飲んだ。
カヴァはスパークリングワイン。
アヒージョはニンニクとオリーブオイルの煮込み。
ほかにパエリアがあって、大変美味しそうだったが、お腹がいっぱいだった。
最後にスイカを買って食べる。
また「ダンシングヒーロー」が流れた。
みんな結構のりのりで踊っていた。

会計は以下の通り。

焼きそば250円
リブロース500円
ビール250円
たこ焼き450円
カヴァ400円
海老のアヒージョ400円
スイカ200円

計2450円

結構腹いっぱいになったし、もし飲みメインだったとしてもビール250円は安い。
かなりリーズナブルだ。
その辺のイタリアンレストランでこしゃくなテラス席に座って飲むよりも、オレはこっちがいいな。
携帯椅子持参で行けば長居もできる。

居酒屋使いの夏まつり。
井上陽水の歌のタイトルみたいだけど、なかなかいいんじゃないか?

8時半時帰宅。

珍しくヤフオクで欲しいものがあって入札していたのだが、競り合った結果値段が4万を超えてしまったので降りる。
同じ商品が先月15000円で落札されている。
その時オレは終了日を一日間違えていて入札できなかったのだ。
次の出品を気長に待つことにする。

「暗夜行路」続きを読む。
謙作が兄の手紙でおのれの出生の秘密を知るところ、昔読んだ時よりも数倍衝撃的だった。
子供が読んでもわからないところがある。
初めて読んだのは17才、次に読んだのは20才か21才だ。
わかるわけないよなあと思う。
小津安二郎は、志賀直哉の大ファンだった。
そのことを念頭に置いて「暗夜行路」を読むと、小津監督は志賀直哉が小説で表現した感じを、映画の表現で再現しようと幾度も繰り返していたのではないかと思ってしまう。

コンビニのサワーをちびちび飲む。

体が火照っていたので近所を散歩する。
風が涼しく気持ちよかった。
1時就寝。