鬼オペ店

6時半起き。
朝飯にご飯、大根のぬか漬け、味噌汁。

スタディサプリをやり、シャワーを浴び、8時20分に家を出た。昨夜、新宿西口に自転車をとめておいたので、地下鉄で新宿へ。

9時前にいつものコンビニに着いた。コーヒーを飲む。

午前中、Wordpressの作業。テンプレートタグとPHPについてさらに学習する。何だか、十年以上前にAccessのクエリについて調べながらツールを作っていた時のようだ。
昼前に実行してみると、前よりも表示がマシになった。しかし、まだ満足いく結果にはならず。

昼、『山田屋』で味噌ラーメン。昨日、同店で隣に座ったリーマンがそれを食べていて「うめえ」と言っていたのが気になっていた。
味噌ラーメンは、具が炒めたひき肉ともやしだけというシンプルなものだったが、中華鍋で炒めてスープを注ぐという、『えぞ菊』なんかでもやっている方法で作られていて、思わず「ほう」と言ってしまうほど美味かった。

『山田屋』は、お昼どきの忙しい時間帯を、家族三人体制による鬼オペレーションでまわしている。これがかなりの見ものだ。兄さんと姉さん母さん(あるいは姉さんか)は、それぞれ、接客、会計、食器片付け、中華鍋すべてのスキルを備えており、鍋をふるっていたかと思うとレジで会計をし、食器を片付けたかと思うと注文を聞いている。それを三人がそれぞれ、阿修羅のような勢いでこなす。

もしおれが、例えば『王将』のすぐ近くにあるために客足が伸びず悩んでいる『日高屋』の店長だったら、
「そちらのお店が忙しくない夕方の時間帯だけうちで働いてくれませんか。従業員の手本になっていただきたいのです。時給は3000円でいかがでしょう?」
と、『山田屋』の三連星のどなたかに声をかけるかもしれない。

ユースフルな頃に飲食店でバイトしていたが、バイトの先輩に仕事がめちゃくちゃできる人がいると、他のバイトへの教育効果がすごかったものだ。そこから、いい意味での競争と切磋琢磨が生まれ、それは店の活気も生む。

そういえば、たまにランチを食べにいく『フォルクス』も、主婦中心のバイト陣が 獅子奮迅の働きをしている。すげえなあと思う。

そういう、体を使った仕事に、ちょっと飢えている。

バイトしよっかな。

外はビル風が強く吹き、寒かった。

『ペスト』読む。
パヌルー神父は、ペストの典型的症状が出なかったが、疑いありという診断のまま亡くなってしまう。
タルーとランベールは、元サッカー場だった収容所を訪れ、息子を亡くしたオトー判事と会う。その後、タルーはリウーに身の上話をする。父が判事で裕福だった云々。

夕方、南台の図書館に寄り、予約した本を借りる。
ホームズで水耕栽培用の蓋を買う。トマトの苗はまだ売っていなかった。

7時前帰宅。
夕食に、ご飯、桃屋の瓶詰め、大根の煮付け。

オリンピックが延期になった。IOC会長に求められてのことだろう。日本だけでなく世界に広まっているゆえ、これは仕方ない。
英国のジョンソン首相が国民に呼びかけた映像のリンクがツイッターのタイムラインに流れてきた。三週間の外出禁止を呼びかける内容だった。説明が明確だったので、これなら納得するなあと思った。
あべしが同じことをしても、舞台に立つスキルを思うと、目も当てられないことになりそうだ。

だが、あべしに演技力があり、原稿のセリフをしっかり覚えてセリフをいうことができたら、かえって厄介だろう。支持率が上がってしまう。

思うのだが、頭のいい人たちは、あべしを批判しておろすことより、あべしのブレーンというか黒幕になることを考えたほうがいいんではないか。すっからかんの人がトップにいるのは、チャンスではないのか。

12時就寝。