Amazon Primeで映画を見る

6時起き。
春分の日が過ぎたので、いつもより30分早く起きた。
朝飯に、大根のぬか漬け、大根の煮物食べる。
で、眠くなった。たぶんまだAM6時の大気に体が慣れていないのだ。
で、二度寝した。8時15分まで。笑えよ。

午前中、Wordpressの検索機能作業。検索結果をいつくか表示させるところまできたが、まったく条件に該当しない時もあり、そのあたりの原因をつかまないといけなかった。午後に持ち越す。

昼、珍しく初台の不動通りまで歩き、『キクヤ』で日替わりのヒレカツ定食を食べた。好みの洋食屋なのに、来たのは一年半ぶりだった。

『ペスト』読む。
タルーの身の上話続く。判事だった父とは幼い頃から仲が良かったが、青年期に父が容疑者に死刑判決を下すところを見てしまい、自分はそのように訪れる死を許さない側に与しようと決意し、諸国を放浪する。
誰もが死刑囚になりうる社会は、誰でも不意に殺されうる社会であると認識してきたタルーは、自分はずっとペストに罹ってきたようなものだという意識がある。
そういう深い身の上話を、タルーはリウーにした。タルーは話したことで、リウーは聞いたことで、お互い、友情が深まったように思った。
そして、友情を確かめる戯れとして、二人で夜の海を泳いだ。とても美しい場面だった。
しかし、すぐにペストと戦う日常が戻ってくる。子供に死なれたオトン氏は、隔離期間が過ぎて収容所を出たのに、収容所に戻って事務の仕事がしたいという。ペストに近いところは、死んだせがれに近いところでもある。切ない。

午後、検索機能作業の続き。
2時過ぎ、目標にしてきた検索結果の表示が可能になったので、リーダーに見せた。ただし、まだユーザ権限ごとの表示内容のコントロールはできない。それにしても、大いなる前進だった。

夕方、外は暖かかったが、6時を過ぎるとすぐに暗くなっししまった。

サミットで、でかい牡蠣ひとパックが半額になっていたので買う。

6時40分帰宅。

夕食に、カキフライを作って食べた。

映画「ハンナ」を見た。2011年作品。
元凄腕CIAエージェントの父に、幼い頃から雪深いフィンランドで、格闘その他サバイバル術を叩き込まれたハンナが、外の世界に出てきて、母の仇である女スパイを倒すという内容。ハンナを演じるのがシアーシャ・ローナン。そばかす混じりのあどけない顔は、美少女という言葉がぴったりする。当時16歳くらいか。
パパさんがベルリンで刺客に襲われる場面が、手持ちカメラの長回しで、実に見事に撮られていた。移動とアクションと画面の構図がよく考えられていて、ハリウッド的ではないなと思った。監督のジョン・ライトは英国の人らしい。少し前にチャーチルの映画を撮った人だ。ああ、あれかあ。見てないなあ。
映像はまことに素晴らしかったが、シナリオは設定と展開に雑なところがあった。

Amazon PrimeのPrimeビデオは、テレビの地上波ひと月分より見たいものが豊富だ。「地獄の黙示録」とか「タクシー・ドライバー」とかあったもんねー。HD画像で見られるだけでもうれしい。

「戦場のメリークリスマス」もあった。これはVHS時代に見たきりだったので、HD画質で見るとやはり、画の美しさに感動した。
あと冒頭、たけしさん演じる原軍曹の「ローレンス!」というセリフの声が力強く、ハッとするほどセクシーだ。
この色気に、小中学生だったおれは、やられたのだ。

12時半就寝。