7時起き。
水耕栽培トマトの実が二つ赤くなっていた。第一果のトマトだった。
実を収穫することよりも、それによって下葉かきが出来る方が嬉しくて、早速実の下に生えている茎をカットした。ところが、根元に近い方は脇芽分岐のターミナルステーションみたいになっていたため、下葉を見定めるのが難しく、間違えて実が二つついている脇芽も刈り取ってしまった。
朝飯に、ご飯、ナスの味噌汁、明太子。
ブルグミュラーの稽古をし、来週の件で参加不可を話す。
11時過ぎ帰宅。
昼飯に、フルーツグラノーラとミルク。
3時過ぎに家を出る。実家へ。
6時、『きん家』で夕食。京風お好み焼き居酒屋。週末のみの営業となっているらしい。
一銭焼き、お好み焼き、厚焼き卵、鶏肉ときのこの炒めものなど頼む。どれも酒が飲みたくなる食べ物だった。
7時過ぎに店を出る。まだ明るかった。
蓮實重彦『見るレッスン』読了。昨年末に出た新書。映画史講義の形をとった聞き書き集。新書は決して出すまいと先生は思っていたらしい。日本映画は黄金期にあるという指摘とともに、若い映画監督の名前を沢山出していた。なるほど、と思うとともに、おのれの不明を恥じた。
平井和正『ウルフガイ』のことが急に気になってネットで調べた。平井和正の小説は、広がりすぎて道を見失うことがある反面、『つかみ』の面白さは抜群である。『幻魔大戦』シリーズもそうだった。
『ウルフガイ』は『狼のレクイエム』で中断していると思っていたが、90年代に『犬神明』という作品によって完結しているらしい。
読んでみようかな? と思ったが、平井和正作品は下手に手を出すと危険なところがある。面白いという言葉だけでは片付けられない、豪腕の読ませ力があり、続きを読まずにいれらなくなる。
『ウルフガイ』は、夢枕獏の『キマイラ』シリーズと似ているところがある。内容だけでなく、登場人物の造形やストーリー展開も似ている。ただ、獏さんのほうが健康的だ。
12時過ぎ就寝。