『白い牛のバラッド』観る

7時起き。朝飯におでん。
電車で現場へ。

カレンダーを見つつ4月からの予定を考える。選択肢がはっきりと提示されていない。曖昧なまま物事が進んでいる。

東の現場で使われているツールの改修を昨日やった。環境が自己現場とは違うので、仮環境を作って作業した。できたものを歯医者さんに渡した。すると今日、使えるようにするためには向こうでの作業が必要になるから教えてくれと言われた。
「オレ行きましょうか?」と声をかけた。その時歯医者さんはメッシとなにか話していた。メッシさんに場所を聞くと、目が泳ぎはじめ、地下鉄の何番出口とか言い出した。
月曜の朝に行くことになった。

昼、自転車をサイクルスポットへ持っていき、後ろタイヤに空気を入れた。
そのまま昼飯を食べに『まるえ中華そば』へ。ダブルチャーシュー麺を食べた。カウンターだけの上品な店だった。

午後、案件表示の項目を修正する。作業者のやりやすいように合わせた。

夕方、都営で日比谷へ。スパゲッティを食べに『ジャポネ』に行くと満席だったので、『交通飯店』へ行き、小チャーハンと餃子を食べた。眉毛をむんずとしかめたオヤジと、やや若いワイルドな感じのオヤジ二人組が、黙々と中華鍋を揺すっていた。

7時半、日比谷シャンテで『白い牛のバラッド』見る。えん罪をテーマにしたイラン映画。
殺人罪で死刑となった夫が、一年後、実は無罪であったことがわかり、妻は夫を死刑にした人々に償いを求めるという話。

尾野真千子主演『茜色に焼かれる』と似ている要素があった。
・夫との死別
・夫の死の理不尽さ
・母一人子一人の苦しい生活
・勝負所になると妻は赤い口紅を引くところ

口紅の共通点は偶然だろうか。

ラストに、循環があった。それをすると同じことの繰り返しになってしまうのではないか、と思った。しかし、あえてその道を選んだようにも見えた。負う傷を対等にすることで、償いの代わりにしようとする意志のようだった。進んでその道を選んだわけではないということもわかったが、そこが答えだという感じはしなかった。答えは出ない。言葉も。

10時半帰宅。
ウイスキーを飲み、中日公式チャンネルを見て、nanaoさんの旧江戸川動画を見た。

「ソナチネ」「田舎の踊り」を練習した。

珍しく宵っ張りとなり、3時過ぎ就寝。