レスキュー講習修了

5時起き。ひまわり等植木の水やりをし、朝飯は食べず、5時半過ぎに家を出る。

なぜかうどんが食べたかった。調布近辺に立ち食いうどんはないか、Googleマップで調べたが、なかった。富士そばくらいありそうなものだと思ったので意外だった。

6時20分過ぎ調布着。コンビニで梅干しおにぎりを買い、食べようとしたが、松屋が目に入った。車が到着するまで20分近くあったので、店に入り、牛めしの並を食べた。

昨日、気分が悪くなっていたミワさんが来るかどうか心配だったが、45分きっかりに来たのでホッとした。

今日の海洋実習は江ノ浦で行うことになった。昨年10月のドライスーツ実習以来。

昨日よりも近かったので、着いたのは9時前だった。機材セッティングと、講習説明のブリーフィングをし、すぐに実習となった。

いい天気だった。暑かった。透明度は昨日よりもかなり高く、水深5メートルの水底がはっきりと見えた。

初めに、水深8メートルほどのところに潜行し、タンクを足に挟んだホバリングの復習と、機材交換を行った。昨日見たビデオが役に立ったのか、昨日より上手くできた。

次にスキルサーキットを行った。一番手をやった。透明度は高いし、やりやすいはずだったが、マスクを外さずに水面に浮いてしまい、上がってから気がつくというミスをいきなり犯してしまった。水面でBCを装着しなおし、再度潜降したが、序盤でそうしたミスをしたため、呼吸は安定せず体は浮きがちとなった。マスクを外し、浮上してふた呼吸して潜降したが、方向を間違えたため自分のBCを見つけられず、再び浮上してしまった。結局、息が乱れてしまったため、いったんBCを装着して、あとでやり直すことになった。

ユミさん、ミワさんが順番にこなすのを見届け、再度自分の番となった。潜行し、BCを外し、マスクを外し、場所をロープで確認してから浮上した。今度は潜降する時にBCがはっきり見えた。しかし、最初にバックアップをくわえてしまったので、いったんタンクで体を安定させてから、レギュレーターをくわえなおし、そこからはゆっくり、BCにくくったマスクを外し、BCを装着し、マスククリアをした。なんとかできた。

エアゲージからエア漏れしていた。

浮上してからカワシマさんにそのことを言うと、Oリングが劣化しているのかもしれないとのことだった。しかし、今日は替えの部品がないため、このまま続けることになった。

小休止してから、2本目の講習前に、溺者レスキューの手順を地上で復習し、5メートルポイントで実習を行った。

水中から水面へのプロセスと、水面から装備外しまでのプロセスを分けて行った。水中から水面までは手順通り行えば良かったが、水面からのプロセスは、キックしながら相手に給気し、かつ、相手と自分の装備を外し、同時に目的地に向かって進むというものだった。ビデオで見るのと実際にやるのとでは大違いの典型で、相手の装備はなかなか外せなかったし、5秒に1回のエア補給も、気道確保しつつ相手の顔が水中に沈まないようにしつつ、だったので、極めて大変だった。

それらの実習後、再び潜行してホバリングの訓練を行った。潜降については、研修説明会の時に言われていた通り、プール実習から散々繰り返してやったので、苦手意識はほぼなくなっていた。

江ノ浦水底に安置してあるドラえもんオブジェ前で記念撮影し、RD全員合格を伝えられた。嬉しかった。

ラスト、残ったエアーで、スキルサーキットをラストやっていくか問われたが、エアーの残りが30になっており、かつ、ゲージからのエア漏れが止まっていなかったので、やめた。あと5年若ければ、やっていたかもしれない。

機材を片付け、着替え、遅い昼飯を食べに『いしだ屋』へ。メバルの煮付け定食を食べ、ショップにまつわる人間模様あれこれを雑談として聞いた。

5時過ぎ、ショップに戻り、ライセンスの申請書に記入し、今日やったスキルサーキッドなどの水中映像を見た。自分の1回目と2回目は失敗の記録だったので、見たくはなかったが、自分のヘッドファーストの形を確認する意味ではありがたかった。

新しいウェットスーツを購入した。6月中にレスキューを取ったら買おうと思っていたが、折良く、ショップの割引セールがあり、かつ、今日購入すると今回のレスキュー海洋でレンタルしたウェットの料金も割引すると言われた。買うしかない。

カラーを決め、全身の採寸をしてもらい、次回のファンダイブスケジュールを入れ、精算をして、ショップを出た。昨年5月末にオープンの講習を終えてから、ほぼ、一年で、レスキューを取得したことになる。予定していたことではないが、アドバンス以来、コツコツ月一ファンダイブをしてきた自分のペースでは、できすぎな結果だとも思う。

永福大勝軒で、ラーメン生卵つきを食べた。駅を降りたら店に行列ができないなかったのでとっさに入った。自分の両脇にスリムな女性が座っており、動じることなく麺二玉分の麺をすすっていた。この店は痩せている女性常連客がいる率が高いのではないか?

7時半帰宅。いちおう、自己祝いとして、安ウイスキーをジュースで割ったものを飲んだ。

ウェットスーツを作ったものの、使用できる期間は短い。関東近辺では7月から10月までだ。では、どこで使うかという話になる。

レスキュー研修中に、ユミさんと柏島の話をした。高知の宿毛にある島だ。彼女は今年の前半そこに行って、水族館のような風景に心奪われてきたという。オレは2018年8月に行ったが、その頃はダイビングをしようとはまったく考えたことがなく、橋の上からエメラルドグリーンの海を見て、きれいだなあと思って、それで終わっていた。でも、オレが訪れた時も、港湾でダイビングの講習らしきことをしている集団はいた。島にショップが何軒かあることも認識した。

こうしたスポットを再訪するというのも一つの手だが、ここ数年、夏になると、行ったことがない国内の島を訪れることが癖になっており、今年は佐渡の番だと思っていた。旅行ついでに佐渡で潜るという手もある。

あるいは、旅とは別に、引き続き8月9月もショップのファンダイブに参加していくというマジメ街道を往く手もある。

旅をして、やれる手段が増えたといえば増えたのだが、やるとなると、機材運搬など、考えないといけないこともある。しょっちゅう潜りたいわけではない。

また、自分に残された時間について、否が応でも自覚的になりつつある。

これは寿命ということではない。今から5年後の自分の体力、理解力、瞬発力がどうなっているか、という考え方を持つようになったということだ。

たとえば、今から5年前、10年前、15年前の自分と、今の自分を比べてみる。15年前の自分だったら、その時点から5年後だって、10年前の自分だ。色々なトレーニングに、じゃんじゃん挑戦できる。

しかし、5年前の自分にとって、5年後は今の自分だ。5年前にどの程度の挑戦ができたか、今の自分から過去形で判断できる。それと同じたぐいの挑戦は、さらに劣化する5年後の自分を想定して、やるかどうか判断しなくてはならない。当然、判断基準は、5年前の自分のものよりも厳しくなる。

だから、レスキューよりも上の資格をとることについては、今のところ考えられない。本数が100本超えたらガイドを目指すとして、それまでに何年かかるのか。資格を取得した時点の自分は、あと何年、色々なことをできる状態でいられるのか。

交流戦で、中日がロッテに勝った。日ハムには結局負け越して、今日は初戦で勝った。とりあえず、どのパリーグ球団相手にも、3連敗はしなかったことになる。上々だ。

12時半頃就寝。