『アドレセンス』エピソード4見る

7時過ぎにいったん起きたが、昨日の酒が残っていた。水を沢山飲んでまた寝た。

10時半まで二度寝する時に、沢山夢を見た。後輩の合宿についていき、なぜかサンダルや他の私物がなくなってしまい、「オレのサンダル履いてったやつは誰だ」と、さほどムカつきはせず苦笑交じりにぼやく。夢によく出てくる病院の3階に行き、心療内科の診察を受けようとする。夢の中では、診察料を借金して払っていた過去があることになっているが、すでに完済しておりホッとしている。同じく、夢によく出てくるパチンコ屋へ行き、台を見る。見るだけで打たない。昔住んでいた西荻の部屋に帰ろうとする。帰る前に、今日は親しい人の誕生日であることに気がつき、プレゼントをどうしようか考える。しかし、その人はオレが合宿に行っていることを知っているので、後日渡しても許してくれるだろうと思う。

起きている時の思考がそのまま夢になるような夢だった。基本的に平和な雰囲気で、起きた時に夢の世界と現実を少々混同してしまった。

昼、残った豚汁うどんと、コーンマヨトースト。

晴れており暖かかった。昨夜から水を張ったボウルにつけていた大豆を茹でた。茹でている間に図書館へ行き、本を返却し、予約した本を受け取った。サミットで、牛すじ肉、手羽元、こんにゃく、竹輪、さつま揚げ、ジャガイモを買った。牛すじ肉が売っているなんて、サミットに限らず、東京のスーパーでは珍しい。

帰宅し、レンズ豆を茹でる。大豆より茹で時間は短いので、両方が同時に茹で終わるようにした。

味噌を仕込む。大豆をミキサーにかけ、大鍋に移す。レンズ豆を同じくミキサーにかける。レンズ豆のゆで汁を入れすぎてしまい、ミキサーにかけた両方の豆を混ぜると、かなりゆるくなってしまった。

麹は、前々回の味噌造りから、乾燥麹をコーヒーミルで砕いていたが、今回はお湯でふやかしてすり鉢ですることにした。沸かした湯を冷まし、麹300グラムに対し水100mlの割合で加え、よく混ぜて30分以上放置してから、すり鉢ですった。以前、乾燥したまますり鉢ですったときは、まったくすれなかったが、水を足してしばらくおいておくと柔らかくなるようで、だいぶすりやすかった。

すった麹に食塩を混ぜ、塩麹にして、つぶした豆と混ぜた。麹に足した水分がそれほど多くなかったので、緩かった味噌玉を、ある程度固くすることができた。

未開封の食塩袋を重石にして、仕込み完了。レンズ豆の色がくすんだ緑色だったので、全体にその色が広がり、あまり美味しそうな色には見えなかった。しかし、大豆だけで仕込んだ時はかなり白く、それが茶色系の味噌になるのだから、発酵後の色は味噌っぽくなるだろうと思う。

前回の仕込みを日記で調べると、昨年の6月30日だった。その前は一昨年の9月末だった。味噌仕込みの間隔がちょうど9ヶ月になっている。作る量と消費量のバランスを考えると、そのくらいがちょうど良いかもしれない。

牛すじ肉を使って、おでんを作った。最初に牛すじ肉を10分ほど茹でて、ざるにあけて油を落とし、食べやすいように切ってから1.2リットルの水で1時間茹でる。そのあと、フライパンで焦げ目をつけた手羽元と大根を加え、醤油とみりんと粉末だしを加え、30分煮てから、こんにゃくと竹輪とさつま揚げを加えて30分煮た。

牛すじ肉はいい感じに柔らかく煮えていた。出汁もこってりしていて好みの味だった。

夜、おでんを肴にビールを飲み、『アドレセンス』エピソード4を見た。

事件から13ヶ月後の、ジェイミーの家。父の誕生日らしい。母と姉は父のお祝いムードだが、車に悪質な落書きをされており、消すための塗料を探しに家族はホームセンターへ。そこで、落書きをしたと思われる少年を見つけ、父はキレて少年をどやしつける。興奮冷めやらぬまま、塗料をそのまま車の落書きの上ににぶちまけて、家族は帰宅する。運転中、ジェイミーから電話がある。父に、誕生日おめでとうをいうためと、裁判で罪を認める決心をしたことをいうためだった。家族は帰宅し、父の誕生祝いを再開しようとする。父も、ホームセンターにいたときの状態からは落ち着いて、一日をやり直そうとするのだが、ふと、あいているジェイミーの部屋に入ると、抑えていた感情に耐えきれず、枕に顔を伏せて嗚咽してしまう。

これで、現在公開されているものはすべて見終わった。父の嗚咽シーンが気の毒で見ていられなかった。しかし、事件の謎については伏線がほとんど回収されていないので、当然、続きはあるだろう。半年後か来年か。