徹夜で書くがあまり進まず

朝5時、はっきりとした夢を見て目が覚めた。
後輩がある役者に指導している。
二人を見て腹が立ち、後輩をどつき、役者に厳しいことを言う。
二人は涙目になり、場の雰囲気は最悪になる。
同期の男がやってきて、
「いいんじゃね? あんな奴ら?」
と言う。

あまりにも筋書きがはっきりしていたので、起きてしばらくはそれが現実であるかのように感じていた。

8時に家を出る。
自転車で仕事へ。
30分で到着。

午前中、先日やったデータベース改修の続きについて、時間が空いてるか聞かれる。
いつでもあいてますと答える。

昼、自転車で代々木へ。
「火の国」でちゃんぽんを食べる。

休憩中、台本の展開についてメモする。

午後、データベース改修の打ち合わせ。
トップのフォームに表を見せる話。
色々と話を聞くうちに、一番重要な項目がわかってきた。

改修の案を色々練る。

データベース、時々落ちる。
改善したものを皆にダウンロードしてもらったら、速度は速くなった。
が、落ちる時はやはり落ちるらしい。

定時に上がる。
部屋の片付けを30分ほどやってから台本書き。
詰まっているところを書くが、書いては詰まる。
あれを消してこれを挿入という具合でいっこうに進まない。

玄米粥、味噌汁、納豆で夕食。

10時過ぎまで台本書きを続ける。
先の展開が見えそうになったところでいったん切り上げる。

挽肉を買っていたのでそれを餃子にする。
牛挽肉、茄子、大葉の餃子。
ラードの代わりにバター。

試食してみたが、普通の餃子でラードの代わりにバターを使うだけでも良かったと思った。

台本書き再開。
旅立たせたいのに、なかなか旅立たせられないもどかしさがあり、それがページの進行を妨げている。
それでも、何度か書いたり消したりするうちに、人物の素性や台詞は濃くなっていった。
3つ同時の展開はお客さんから見てワケがわからなくなると判断し修正。

12時過ぎ、コンビニでカップ麺買ってきて食べる。

久しぶりの徹夜作業。
進まないのにテキストエディタを見つめている。
台本を頭から読み直したり、ページ毎の内容をノートに記したり、手書きの下書き台本を読み返したりする。

1時、風呂に入る。
湯船につかり本を読む。
高平哲郎『ぼくたちの七〇年代』
雑誌「宝島」は「ローリングストーン」誌の日本語版を作成しようというところから始まったと知る。
版権の関係で頓挫しかけたところで、別の雑誌をやろうということになり、それが「宝島」になった。
その後、赤塚不二夫とのつながりから、面白グループ発足へ。
高平さんは70年代の人だったのだという思いを強くした。
「いいとも」や「ひょうきん族」の作家だったのに、80年代はあまり表に出てくることはなかった印象がある。

2時半から再び台本書き。
旅立ち以前の段階をまとめ、次の展開に進めるが、結果的にまだ旅立てていない。
その時点のページが全体のどのあたりかを計算すると、残りのページ数はもうそんなにない。
先に書いている場面もある。

4時過ぎあたりから集中力が切れてきた。
5時過ぎ就寝。
腹式呼吸をたっぷりしながら寝た。
少しは睡眠の質を良くしてくれるだろう。