釣行時間の効率化検討

4時20分起き。コーヒーを飲み、4時50分過ぎに家を出る。

旧江戸川へ。上流の、日曜に釣りをしたポイントに行く。土手沿いの道でタックルの準備をしてから河原に下りる。釣り人は一人もおらず。まだ暗かった。4時半頃に満潮だったので、流れは穏やかに下げ始めるところだった。ベイトの気配はなかった。

少しでも魚の気配がするところで釣ろうと思い、川面を見ながら上流に向かって歩いた。かすかにライズ音が聞こえたのでそこで投げた。反応なし。下流に向かって歩き、またライズ音が聞こえたところで投げた。反応なし。上流に戻り、同じように音を手がかりにしてポイントを定め、そこで投げた。流れが速くなってきて、水面にヨレができはじめた。しかしボイルはなく、ベイトもいるんだかいないんだかわからない感じだった。

6時10分に終了。およそ1時間弱の釣りだった。

6時半帰宅。4時20分に起きたので、起きてから釣りをして家に帰るまで2時間10分かかったことになる。起きてから家を出るまで30分くらいぐずぐずしていたので、そういう時間がなければ1時間50分くらいで行って帰って来られただろう。
釣り場へ行くのにかかった時間はおよそ15分だった。往復30分だ。
釣り場についてからタックルの支度をするのにかかった時間は10分弱だろうか。
起きて家を出るまでの時間を10分以内にすると、自転車の往復時間とタックルの支度時間を足して、計50分が釣り以外に費やされる時間となる。
自転車の往復時間は仕方ないとして、タックルの支度時間をもう少し短縮出来ないものだろうか。現在、ロッドは自転車にバンドで結びつけて運んでいるのだが、リールは鞄に入れている。もしリールをつけ、ガイドに糸を通し、先端にスナップを結んだ状態で運べれば、釣り場に着いたらすぐに釣りができるのではないか。
こういう時間の節約が、案外大事ではないかと思った。

土日の荒行のおかげでキャスティング能力は随分向上したと思う。ピッチャーにたとえると与四死球数が減った。あとはバッターに打たれるだけ。なのに、見逃し三振が続いている。オレの完全試合はいつまで続くのか。

ゴミを捨て、クロスバイクの前ブレーキ調整をし、片効きを直した。

朝飯に、昨日作ったシュクメルリをご飯にかけて食べた。

電車で現場へ。

『デューン』下巻読了。
皇帝を玉座から引きずり下ろし、王女を嫁にし、仇敵ハルコンネンは妹の四歳児が殺し、跡継ぎフェイド・ラウサは剣の戦いで殺し、殺し屋伯爵は心服させ、教母やギルド達は一喝してビビらせ、とにかく敵対するすべての連中に対してポールが圧倒的な力の差を見せつける形で物語は終わる。
貴種流離譚であり、少年ジャンプ的ヒーロー物語であるが、ここまで圧勝して終わる作品には心当たりがない。9回表に1番から9番までの全バッターがホームランを打つような展開だ。
自分が読んだ小説の中では、『グインサーガ』の5巻に、これに近い圧勝感があった。しかし、あれも一応、9回裏2アウトまで追い込まれてからの逆転サヨナラ的な展開だった。『デューン』は、というか『砂の惑星』は、9回表なんだよな。

午前中、基地さんツールの手直しと、ゴッド氏ツールの作業をする。

夕方、ドラッグストアで買い物。研修中の名札をつけた新人バイトの女の子がレジ担当で、バーコードを持つ手が緊張のためか震えていた。
「オレふぜいに緊張しなくていいから。なんなら、会計が終わった品物を『持ってけ貧乏人!』ってぶん投げてくれれば、ちゃんと拾って帰るから。下賤の輩を憐れむくらいの心地でおやりなさい」
と、アドバイスしようかと思ったが、オレ以外の高貴な区民にそれをやって馘首されるとかわいそうだと思い直し、言わなかった。

6時半帰宅。

夕食の支度をし、風呂を沸かしてから走りに行く。八幡山の『キャスティング』まで往復10キロ。ワームを一つ購入。ジョルティ。

8時過ぎ帰宅。風呂に入ろうとすると浴槽が空だった。湯張りではなく追い炊きボタンを間違えて押していたようだ。

夕食に、ご飯、味噌汁、きゅうりのぬか漬け。久しぶりに一汁一菜食。

来週いよいよビートルズの『ゲット・バック』が公開されるので、Disney + の会員になった。

12時過ぎ就寝。