朝3時に起き、中川へシーバス釣りに行く。
東西線鉄橋そばに下りる。流れは上げており、けっこう速かった。
グラバーを川下の岸際に投げた。すると、ルアーが左にそれて、金網向こうのゾーンに落ち、地面の何かに引っかかってしまった。ロッドをしゃくってもとれそうにない。
いったん土手を上がり、鉄橋の南側から下りてこちらに回りこむしかないと思ったが、川にはみ出している金網を見ているうちに、これ、回り込んで向こうに行けるんじゃないかと思えてきた。
金網は頑丈で、大人がぶら下がったくらいでは曲がりそうにない。岸の柵をまたぎ、左手で金網をつかみ、右半身を金網の端から向こう側に運び、右手で金網をつかみ、左手を離し、左半身も向こう側に運んだ。
行けた。
向こうゾーンでルアーを探した。ルアーはコンクリートの合わせ目にある出っ張りに引っかかっていた。手で外し、糸を介錯しながら金網のところに戻り、ルアーをこっちゾーンに放った。糸が向こうゾーンに残ってないか確認し、来た時と同じようにしてこっちゾーンに戻った。
買ったばかりのルアーをなくさなくてほっとした。が、それ以前に、オレのキャスティング下手すぎだろう。
葛西橋までランガンする。ルアーを流すのではなく、X-80 SWでジャーキングばかり試みた。葛西橋の明暗はさすがにベイトの気配があり、シンペン、ミニエント、スーサンなど投げたが、アタリなし。東西線鉄橋までランガンし戻ってもアタリはなかった。
6時前帰宅。7時まで二度寝。
8時に実家を出る。
立川キウイ『談志のはなし』読了。
前座を16年以上もやった著者が、談志没後10年目に書いた談志思い出話。
前著『万年前座』を書いた時、談志はまだ生きており、「お前、字が書けるんだな」と驚かれたらしい。その後、「よく書けてる。ほめてやる」と言われ、真打ちに昇進。前座の長さに比べて、二つ目時代はきわめて短かったことになる。
前座として接した時間が長いためか、談志の定点観測記といった趣がある。「師匠は二人きりになると妙に優しい」という記述など、すごくわかるような気がする。
夜、新中野の内科へ。定期診察。今年は、6月に健診で赤点を取ってしまったため、胃カメラを飲んだり血液検査をしたりと、事後の通院回数が例年より多くなっている。6月のは、マラソン直後なのに水分摂取を押さえ気味にし、かつ、当日朝も5キロランニングして健診を受けたため、完全に脱水状態になっていた。フルマラソン後は筋肉パンプアップで体重が3キロくらい平気で増えるため、それを抑えようとしたのだ。フルマラソンは健診予定後、急遽決まった。5月に完走できなかったためである。しかし、6月も完走できず、健診は赤点。このあたり、今年の汚点である。
来年は3月に板橋Cityマラソンに出走する。そろそろ、走り込みをしないとな。明日、いや、年明けから本気出す。