編み作業追い込み

8時起き。

昨日買った蕪をぬか漬けにし、葉っぱをよごしにした。

朝飯に、納豆によごしを混ぜたものを食べた。ご飯にかけるとまことに旨かった。よごしは、おぼろ納豆に入れる切り干し大根と味つけの方向性が同じだから、取り合わせが合っているのだろう。

午前中、編み作業をした。袖ではなく襟を編んだ。Vネックの編み方をすっかり忘れていた。昨年参考にした動画をYoutube で見て、恐る恐るという感じに編んだ。何周か編み、なんとかV が作れそうになったのを確認してから、左袖作業に移った。

襟を編む前に、襟だけ違うカラーにしたらどうなるかと思い、持っている毛糸を確認した。すると、使いかけのメーディーベージュが出てきた。おそらく、昨年前半に作っていたAKIRA で使用した残りだろう。襟と両袖分を編むには、残りが足りてなかったから、非常に助かった。

昼、阿佐ヶ谷のサイクルスポットへ行き、点検と、ブレーキパッドの交換を依頼する。1時間後に完了とのことだったので、その間、『一笑』へ行き、昼飯にラーメンを食べた。辛いのを頼んだため、食券を若い店員さんに渡した時、「相当辛いですけど大丈夫ですか?」と聞かれたが、「大丈夫っすよ」と答えた。麺と野菜類が別盛りだった。野菜には唐辛子系のタレと山椒系の粉末がかかっていた。大して辛くなかった。

食べ終わってから、商店街のブックオフへ行き、本を眺めた。図書館で借りたマイケル・チャンの『あなたの人生の物語』が600円くらいで売られていた。いっそ買ってしまおうかと思ったが、うちの本棚がすでにパンパンであることを思い出し、やめた。

2時すぎ、サイクルスポットで自転車を引き取る。

もらい物のクオカードがあったので、セブンイレブンに行き、それでハイボール缶を二つ買った。

サミットで買い物する。大根が一本128円だったので即買いし、いかの切り身、里芋のパックを買った。

3時帰宅。

夕方まで編み作業をしながら『東野幸治ホンモノラジオ』の過去放送分を聞く。一昨年から去年の春にかけて毎週聞いていたが、去年の春から現場に行く時自転車に乗る時間が短くなったため、いつの間にか聞く習慣が途切れていた。電車だと本を読む方を優先する。現場に行く時、ラジコは自転車でも聞けるけど、読書は乗り物に乗っている時しかできないからだ。

11月17日の放送で、無職になり求職中で月収15万というリスナーから、「ダディ、形だけでいいから励ましてください」というメールを送られ、「ちょっと無理かな」といって爆笑したが、聞き役のあつむさんにツッコまれたあと、「形だけですよ? なんとかなります。頑張ってくださいほんとに」と言った後、「一日一回大きな声で笑う。毎日自分の顔写真撮っていったら? 一週間の顔写真日記で、やばいとか参考にして」と、テキトーなわりに、現実的かつ実践可能なアドバイスをしていた。

オレも以前、しんどい時、毎日自分の顔を撮っていたことがある。ある程度たまってから過去分を見返すと、一番しんどかった時に比べて、今の自分はちょっとマシかな? みたいに、自分の状態を相対的に判断することができた。あれは、現状を楽にはしてくれなかったけど、闇への滑落を防ぐ効果があったと思う。一日一回大きな声で笑うというアドバイスも、笑いは向こうから決してやってこない人へのアドバイスであるから、自分から笑いにいかなくてはいけないということを婉曲に表現した言い方になっている。

などという計算を、ダディがしているとは到底思えないのだが、反射でこうした知恵の言葉が出てくるところが奥深い。

夜、ご飯、納豆よごし、イカと大根と里芋の煮物食べる。

夜も編み作業する。水曜までに袖が終われば、木曜に完成できる気がする。

咳はほとんど治まってきた。

「東風」を、別のスコアで少し練習した。今年練習していたものとは違うが、こちらの方が練習のしがいがあるのではないかと思う。前のは、同じパターンを延々繰り返す、筋トレ的要素が強かった。意欲があるうちに続けてみようと、三日坊主的な決心をし、1時就寝。