本栖湖で高所淡水ダイビング

5時40分起き。ひとりでに目が覚めた。昨夜寝たときにアレクサアラームをセットしたはずだったので、キャンセルをしたら、アラームはセットされていないと言われた。5時半くらいにセットしたのを、無意識に「アレクサ、もういい」と言って止めたのだろうか?

6時過ぎに家を出る。6時半に調布駅へ。松屋で朝飯。牛めしと参鶏湯もどきを食べる。

『死の棘』を読みながらショップの車を待つ。6時50分頃、カワシマさん運転る車が来た。

7時10分頃に出発。行き先は本栖湖。調布からだと1時間半ほどで着くとのことだった。

8時半過ぎに本栖湖着。機材セッティングをし、ブリーフィングをする。

本栖湖は、淡水ダイビングで、かつ、高所ダイビングのスポットである。日本には淡水ダイビングができる場所は多くなく、その中で唯一、高所ダイビングのスポットであるとのことだった。高所ダイビングイコール淡水だと思うので、日本唯一の高所ダイビングのスポットであるともいえる。

施設紹介の後、機材を車に積んで、一本目のスポットであるホーンテッドマンションに向かう。途中、本栖湖越しに富士山が見える展望台を通った。中国人観光客が写真を撮っていた。

スポットに着いてから、久しぶりにドライスーツを着た。晴天だったため、着た途端、顔中から汗が出た。

バディは、レスキューで一緒に研修したミワさんだった。夏はフィンランドの湖でダイビングしてきたらしく、本数は110本くらいになっていた。わしの2倍以上だ。すごい。

機材を背負い、湖畔へ下る道を歩き、ビーチエントリーで入った。海とは違って流れがないため、のんびりした感じで入った。透明度はとても高く、10メートル以上向こうが透けて見えた。

水深5メートルもないところで潜行し、3メートルくらいのあたりで中性浮力をとり、そのまま沖へ進んだ。水深は、深いところでも12メートルほどだった。沈んでいる巨木に触れたり、底の泥に手を突っ込んだり、色々楽しんだが、魚はまったく見かけなかった。

35分ほどでエキジットした。いつものような安全停止はせず、ゆるゆると水深5メートル前後のところであそびながら、インしたポイントに戻るという感じだった。

機材を下ろし、ドライスーツも脱ぎ、いったん車で施設に戻って休憩した。終始、のんびりペースだったので、この時点で時刻は12時を過ぎていた。

2本目は、スポーツセンター前というポイントへ行った。曇りになってきており、1本目よりは涼しく、ドライスーツを着ても汗は出なかった。

1本目と同じようにビーチエントリーで入った。透明度は1本目のところより高いような気がした。潜降しながら沖に向かって泳ぎ、水深10メートル前後の固定で、巨木などを見た。湖底にナマズがいるのを発見したくらいで、大きな魚は見つけられなかった。

40分ほどでエキジットした。

2本とも、魚はほとんどみられなかったが、その分、地形を楽しむ感じのダイビングになった。そして、もしかすると自分は、そういう潜り方の方が性に合っているのかもしれないと思った。前回、初島のダイワハウスを潜ったときも、魚を見るより、ジャングルジムみたいな建造物をくぐる方が楽しかったし。

施設に戻り、機材を洗って着替え、『本陣つかさ』で昼飯にほうとうを食べた。

3時に店を出る。途中、道の駅に寄り、ほうとうの生麺を買い、富士桜ソフトクリームを食べた。

さほど渋滞もなく、5時半過ぎにショップに戻る。外は暗かった。

精算をし、機材発送手続きをし、6時半にショップを出る。

『たけちゃん煮干しラーメン』で、夕食に醤油ラーメン大盛り食べる。

7時半帰宅。

ヴァイツェンビールをひと缶飲み、ものすごい眠気を感じたところで、8時半就寝。