昼は乱れ、夜は話す

所用で仕事に遅れる旨を、朝連絡する。
昼には戻れると思ったのだが、らちがあかなかった。

幸いというか、今週はkくんとKさんにメンテナンス業務を教えていたので、二人に昼と夕方のメンテナンスを頼み、仕事を休むことにする。
外はずっと雨だった。
なかなかうまくいかないものだ。

夕方、なんとか動きが取れる状態になったので、いったん着替えてから飯田橋へ。
潮田君と待ち合わせ。

「紀吉亭」に入り、久闊を叙し、エキストラコールド生ビールを飲む。
潮田君は一昨年に制作稼業をやめていたが、色々あって、再び仕事を再開しつつある。
今年10月にやるマグ公演の制作をまずはお願いする。
10月はもう一つ現場があり、ひやりとするところだったがスケジュールはかち合わなかったので、承諾してもらえた。

あとはつもる話。

制作をやめるという話は、一昨年のマグ不足Vol.2で照明の手伝いをしてもらった時に直接聞いている。
仕事のことと、地震の影響があったらしい。
去年、マグ不足Vol.3で照明を手伝ってもらった時は、久しぶりに舞台作りに関われるのが嬉しいとメールをくれた。
一年経っていた。

仕事に関しては、親会社が変わったことや、人事的に思うことがあったそうだ。
どこにでもある話といえばそうだが、つまりは普遍的な悩みということで、それは自分の周囲にも満ちている。

最近、池袋近くに引っ越したらしく、都心へのアクセスが楽になったという。
以前住んでいたのが多摩川沿いで、環境は確かにいいのだが、都心に出るためにはドアトゥードアで1時間30分みないといけない。
1時間と1時間30分の違いは、往復にすると1時間。
週五日でひと月に換算すると20時間だ。
時給に20をかけたらいくらになるだろう?
家賃の安さが、その金額に見合うかどうかが、都心から離れたところに住む上での基準になると思う。

10時半まで話しこみ、駅で別れる。
11時過ぎ帰宅。
一日中振っていた雨も弱まっていた。