食べたもののメモ

7時起き。
映像編集を少しだけして、8時20分に家を出る。
自転車で元気に新宿へ。
嘘ついた。淡々と新宿へ。
新宿も淡々としてた。
8時50分から仕事。

昼休み、30分ほどスイッチが切れたように寝る。

4時、年始の決起会コンパをオフィスでやるので、仕事を早めに終わらせ、机の上を片付ける。
PCも個人ロッカーにしまったので、何もやることがなくなった。
終業時間まで空いた椅子に座って手帳を見て時間をつぶした。

手帳には仕事のこと以外にも、色々なことをメモしている。
中でも面白いのは、食べたもののメモだ。

日記に食べたものを書くようになったのは、メモの存在が大きい。
かれこれ7年くらい続けているだろうか。
マーキングダイエットをしているわけではないから、厳密な書き方ではない。
だから、仕事中に時々もらうお菓子や、飲みに行った時につまんだ食べ物をいちいち書いてはいない。

昨年1月7日はこんな感じだった。

1/7
19:00 おかゆ

朝と昼を食べず、夜の7時にお粥だけ食べたわけだ。
前日は何を食べたのだろう。

1/6
8:30 なか卯カレー大
13:00 荒海つけ並野菜大
19:30 おかゆ半合

結構食べてる。
さかのぼって、一昨年の大晦日はどうだろう。

12/31
9:00 ご飯2 納豆 鮭
13:00 ハンバーガー2 海老バーガー
17:00 すき焼き ご飯
0:00 鴨南うどん

食ってる。
一昨年の暮れから去年の初めにかけて、そんな食生活だった。
昨年1月7日は、ぱんぱんに張ったお腹をリセットするための粗食だったのだろう。

食べているものをメモしていると、体調管理に役立つ。
最近調子悪いなあとか、顔がむくんだなあとか思った時に読み返すと、色々な発見がある。
肉が多いとか、炭水化物取り過ぎとか、野菜少ないとか、魚食べていないとか。

バランス良い食事を心がけるなんて口で言うのは簡単だが、一日3回そのために脳みそを使うのは効率的ではない。
食いたいものを食って、時々振り返って、食の針路を微調整するくらいの方がいいのではないか。
栄養バランスが整った献立を考える時間より、食べたものをメモする時間の方がはるかに短い。
厳密にメモしようとしなければ、けっこう続くものだ。

5時半になった。
飲み物を持って中央に集まれと言われた。
机にはデリバリーのオードブルと缶ビールが並んでいた。

今日は食べよう。
そう決めて、オードブルをつまみ、缶ビールを飲んだ。
オードブルは昨年のものよりも品数が少なかった。
お家の台所事情なのだろうか?

社内においては、社員に赤字を示唆し、社外においては、株主に黒字を示唆する。
企業の内弁慶構造はそんなもんかもしれん。

適当につまんで周りを見ると、話す人が誰もいなかった。
知り合いがいるテーブルに移動するが、皆だれかと話していた。
会話に割って入るほどのことでもないが、久しぶりに純度の高い独りぼっち状態だった。
それを味わいながら2本目のビールを開け、ひとりでつまみを食べていると、タナカさんに、
「新年会、去年の店でやりましょう」
と声をかけられた。
コンドウさんが来て、
「また行きたいです」
と言った。

コンドウさんと、将来の話をしていると、ボスの挨拶が始まった。
磊落な話しぶりで、古参社員には大いに受けていたが、派遣社員はきょとんとしていたようだ。

挨拶が終わってからそっと抜け出す。
最後までいても仕方ないし、どうせ食べるなら食べたいものを食べようと思った。
今日は、イケナイコトの日だ。
ジャンクフードを食べてやろう。

自転車で方南通りのマックへ。
バイク便時代、朝の集合場所がここの時があった。
当時とは内装がまるで違っている。

ビッグマックセットを頼み、カウンターでゆっくり食べた。
7時過ぎに店を出る。
外は寒かった。

サミットに寄り、ロウ抜き玄米を2キロ買う。
蝋の層を取り除いてあるので吸水率が高く、普通の米と同じ水加減と時間で炊けるらしい。

8時前帰宅。
風呂につかる。

映画「グリース」観る。
1950年代のハイスクールを舞台にしたミュージカル映画。
トラボルタの歩き方が、常にリズムにのっているみたいで、妙に可笑しい。
オリビア・ニュートン=ジョンはとても可愛かった。
当時30才だったそうだが、リアルタイムで知らない人なので気にならなかった。
美容学校に通う女の子を演じたディディ・コンという女優も可愛かった。

1時半就寝。