インプロ欲

5時半に起きたが大雨だったので走れず。
二度寝して7時に起き、朝飯に鮭と納豆と大根おろしを食べる。
辛味大根だったが、辛さは口ほどでもなかった。

夕方、笑里のインプロライブを見に江古田へ。
客席は、関係者とおぼしき人々と、一般客が混じっていた。
MCから始まり、テーマ、ゲームのルール説明などあって、実際のプレイが展開する。

エチュードと似ているのではなく、エチュードを構成要素のひとつとし、ルールを明示することで表現をある程度フレーム内に収め、ライブパフォーマンス化したものがインプロなのかなあと、観戦しながら思った。
著名な人がひとりに、周りをベテランで固めると、面白いのではないか。
エチュード稽古は舞台演劇に従属した手段だが、インプロはそのものが目的となっていることも、見ていて感じた。
根底にあるものは、人前で何か表現したいという、原始的な欲求だろう。

前回のマグ不足稽古で、叫びについて喋ったことがあった。
昔から、いい芝居には叫びがある。
しかるに、最近の芝居には叫びが少ない。
叫ぶことは、精神的にも肉体的にも、どこが気持ちいい。
気持ち良くなければ、叫び方をどこか間違えているのではないか。

こんな感じ。
叫びとインプロには何のつながりもないが、なぜかそのことを思い出した。
原始的な欲求というところで、連想したのかもしれない。

9時帰宅。