夢カロリー

朝6時半起き。
塩ラーメンを作る。
刻みネギと、冷蔵庫にあったチキングリルをのせて食べる。
リッチになったが、サッポロ一番は具材が少ない方が、サッポロ一番らしさを堪能できるんじゃないか。
ネギとチャーシューとひと具材がせいぜいだろう。 味噌ならもやし、しょうゆならメンマ、塩なら白菜、といったところか。

などと、サッポロ一番らしさについて考えていたら眠くなり、巨大化したモグラのように緩慢な動作で布団に潜り込んだ。

そんな二度寝の仕方をすると大抵妙な夢を観る。
また芝居の本番前だ。
夢によく出てくる劇場。
どうせオレは台詞がまったく入ってないんだろうな。
やっぱりそうだ。
すでに開場してるらしい。
受付で言い争う声。
照明の尾池さんが何やらまくし立てているじゃないか。
近づいてみる。
どうやら、ご招待チケットをもらったはずなのに、無効だと言われたらしい。
尾池さんは劇場外の階段下へ行ってしまった。
あとについていく。
「どうしたんですか?」
訊ねると尾池さんは、
「納得いきません!」
と声を震わせ泣き出した。
泣き出した?
夢だこれは。

起きると12時を過ぎていた。
塩ラーメンのカロリーは、夢を見ることに費やされたらしい。

ウエルシアへ買い物に行く。
唐辛子、豆腐、コーヒー、ドレッシング、しょうゆ買う。

寒かった。
こたつとホットカーペットのどちらかを買おうか。
毎年そんなことを思ってるが、結局買ったためしがない。

郵便届く。
ジョギング用のインナー。
暖かいらしい。

夜、麻婆豆腐、アボカド、ハム食べる。

DVDの整理をする。
VHSからダビングしたものが読み取れなくなっていた。
ハードディスクに保存した方が保守しやすいかもしれない。
面倒くさい。

「火の魚」観る。
観たことのない映画を観るより、好きなのを何度も観ることの方が多い。
「火の魚」はテレビドラマだけど、ロケ効果が素晴らしい。
そういえば、ドラマ版「砂の器」でも、千代吉が息子と放浪する場面は、台詞なしでひたすらロケだった。
すごくいい場面だった。
息子のためにピアニカを盗んでくるところ、うるっときた。
説明なんて、いらないんだなあと思った。

何かやりたかったんだけど、何したかったんだっけと、日常にきょどったので、だったら寝てしまえと1時就寝。