ボイル沸きまくるが手も足も出ず

朝、4時半起き。日記を書き、インベンションと、沈んでいった鍵盤を練習する。

朝飯にフルーツグラノーラとミルク。早起きしたのになぜか家を出るのが遅れ、現場に着いたのはギリギリの時間だった。

午前中、ヒマ。

昼前、面談を50分ほど。ツール作成についてはやり切った感があるので、そのことを言う。また来週末にもあるとのこと。

昼、『来々軒』で、タンギョーではなくラーギョー。タンメンだけなら『タンメントナリ』でも、なんなら『日高屋』でも戦えるが、餃子を出されるとこの店には敵わないだろうと思った。中味のずっしり感、ジューシーさ、全体のボリューム、すべてにおいてチェーン店は太刀打ちできまい。

午後、古くからあるデータベースのテーブル運用方法についてドキュメントにまとめる。

夕方実家へ。夕食にカレーライス。

7時、旧江戸川河口へ。川沿いは混んでいた。サーフの端っこでクロスカウンターを投げ、ジャーキングの練習をする。

河口突端ポイントがあいたのでそこに移動する。満潮時刻の7時半をやや過ぎていた。下げはまだ始まっていなかったが、シンペンとワームとミノーを代わる代わる投げた。

背後に人の声。高校生の男ども四人くらいが突端のコンクリに座り、ダベりはじめた。臨海公園で遊んでいたのかもしれない。中のひとりがうるさく、その場で友だちライン通話か何かしながら、やたらに卑語を連発するなどして調子こいていた。対岸のディズニーランドで花火が上がった時、そいつが「エモっ!」と叫んだのがおかしかった。

花火後、しばらくして高校生らは行ってしまい、河口は静かになった。釣りはじめてから一度もベイトが確認できなかったので、そろそろポイント移動をしようと思い、ゴロタ石から護岸に這い上がった。

去年黒鯛を釣ったあたりで、水辺にボイル音が聞こえた。水際までおりてワームを投げると、魚に食いつかれるような反応があった。流れは下げており、上流からベイトの群が流れてきて、その周りで補食が行われているような気配があった。

その場に陣取り、ルアーを替えながらボイルの向こうに投げて引くことを繰り返した。ベイトはいるのだけど、種類はよくわからなかった。

ワームを投げても反応がないことが続いたので、ポイントに見切りをつけた。

自転車に乗り、川沿いを北上した。舞浜大橋北側の岸沿いには等間隔でアングラーが釣りをしていた。秋シーズンが開幕したなあと思った。

うひょゾーンに移動する。階段前のうひょ北にボイルが見られたので、そこでワームを投げた。ベイトの群にルアーを通すときに、たぶんベイトがワームに食いついているようなアタリがあった。

しばらくうひょ北で、シンペン、ワームを投げた。すると、うひょゾーンでものすごい水音がした。巨大な魚が跳ねたような音だった。これまで聞いたこともないような音だった。

ポイントをうひょのやや南に移動し、ルアーをトライデントに替え、アップに投げた。下げの流れは結構速くなっており、ルアーはダウン方向に流れていた。それを引いてくるとき、アタリがあった。

その後も、そこら中にボイルが沸いている中で釣りをした。アタリは何度となくあったが、狙っているシーバスではなく、ベイトに当たっているか、それともセイゴクラスの小さいシーバスに突っつかれているかのようで、フックにかかることはなかった。

うひょ北で最初に聞いた凄まじい水音はその後も何度か聞いた。うひょ南の前でそれが起きたのも見た。一匹の大きな魚ではなく、浅瀬でベイトの群れが一斉に反応したようにも見えた。

11時半頃、スプール上でラインが絡まってしまったため、納竿することにした。

12時前帰宅。

潮が下げはじめてから1時間以上はベイトの姿を見なかった。そのあと上流からベイトが流れてきたが、種別とサイズは不明。ボラジャンプはほとんどなかった。

うひょに移動すると、ベイトの存在感はさらに増していた。そこら中にいる感じだった。こういう時にルアーを目立たせて着実に食わせるにはどうすればいいのかと考えた。ジャーキングをしてみたが、下手くそなため、まったく反応はなかった。サイレントアサシンのドリフトや、シンペンとワームを投げてもダメだった。

ボイルが沸きまくっている状況は、去年の秋に何度か見ているが、その時も、手をこまねいていただけだった。今年は、何か一貫性のある対策なり釣り方なりを試したい。今日はとりあえず、手も足も出なかった。

1時就寝。